【限定復刊】ジャングルの少年

  • ジャングルの少年/チボルセケリ・高杉一郎・松岡達英
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商品の説明

舞台はアマゾン川の支流アラグワヤ河流域のジャングル。探検家の「わたし」が故国へ帰るために乗っていた汽船が難破します。乗客たちは無事ですが、頭上の枝に野生の七面鳥が止めっても鉄砲もなく、空腹で皆ふさぎこむばかり。そのとき突然七面鳥が射落とされ、弓矢を持ったインディオの少年が現れます!

「わたし」はクメワワと名乗るこの少年と二人で密林に分け入って、かめの卵やパイナップル、はちみつ、イノシシ、アルマジロ、魚などの食料を調達します。この辺り、実際に南米で暮らしていた作者が描く荒々しい動物たちや、危機一髪の冒険にハラハラ、ワクワクです。

少年は部族の試験に合格しており、12歳ですがもう一人前。ジャングルから必要なものをすべて調達できます。また少年が長老に教わった「狩りには、心に勇気あり、手にいい矢があるときだけ、ゆけ」といった名言もいい味出してます。少年に教わって作ったロープを使い、座礁した汽船を岸に引き寄せることにも成功。数日後には修理もできて、再び航海が続けられることに!

別れの場面はちょっと切ないけれど、この少年らしい振る舞いがさわやかです。ボリューム控えめなのに読後の満足感はたっぷり♪久々の復刊、お楽しみください。

(コプタ通信2024年8月号より つきちゃんこと築山真希子)

ジャングルで生きる少年と過ごした2週間

アマゾンで、定期船が難破した。命からがら川岸に避難した乗客たちに、ジャングルが立ちはだかる。途方にくれているところに現れたのは、弓矢をもった少年だった! 少年の名はクメワワ。12歳だが、七面鳥を射落とし調理をし、丸木舟を操り、船の修繕用の太いロープを作り、乗客の窮地を救ってくれるのだった……。国際語エスペラントなど多言語を話し、世界を旅した作家・学者・探検家が、まごころこめて子どもたちに贈る。

(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 小学中学年から
作: チボル・セケリ
訳: 高杉 一郎
画: 松岡 達英
寸法: 22×16cm
内容: 152ページ
製作: 福音館書店 (日本)
初版発行日: 1983年03月25日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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