ブラックホールって なんだろう?

  • ブラックホールってなんだろう?/嶺重慎
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商品の説明

ブラックホールとは、宇宙にある、謎に包まれた天体であり、直径50キロメートルくらいの大きさのなんでも吸い込む場所。ブラックホールは、もともとは重い重い恒星(自分の中で燃料を燃やして光る星)なのですが、寿命を迎えるにあたり、中心にある燃料が不足し、中心が冷え、圧縮し、どんどん重くなります。そしてある時、圧縮に耐えられなくなると中心部がつぶれ、星全体が爆発します。そして残った中心部の圧縮された重い重い小さな点がブラックホールになるというわけなのです。

近年の研究では、ブラックホールはガスや星を吸い込むだけではなく、のみ込もうとしたガスの一部を吐き出したり、地球に重力波が届いていることもわかってきたようです。

この本を読むまで謎だらけだったブラックホールの存在。そして、イメージでは何かすごい力を持つ、得体の知れない怖いものだと思っていました。しかし、私たち人類がここに生きるように、成り立つ全てのことに意味があり、存在するおかげで、何か別の深いところでブラックホールという存在が、実は必要不可欠なものなのかもしれない?と感じました。

(スタッフちさ/「絵本のじかんVol.4宇宙」より)

最新の研究を元にブラックホールの成り立ちや、どんな天体なのかを詳しく、分かりやすく紹介しています。一円玉ほどの大きさ(小ささ)でありながら、恐ろしいほどの重力を持つブラックホール。あらゆるものを吸い込むだけではなく、ガスを吐き出してもいて、それが星を誕生させるきっかけを作っているかもしれないと言うのには、改めて宇宙の雄大さを感じます。モノクロ調の絵も見やすいです。

(コプタ通信2022年8月号より ようじゆかり)

この宇宙は、ブラックホールだらけ……!

謎につつまれた天体、ブラックホール。まわりにあるものを、なんでものみこんでしまいます。この絵本では、いまわかっているブラックホールのすがたを、やさしいことばとあたたかみのある絵で描きました。しくみやなりたち、さらに意外な役割まで紹介。じつはブラックホールはものを吸いこむだけではなく、ある重要な働きをしています。ブラックホールへ関心をもったら、さいしょにひらいてほしい本。

(出版社サイトより)

商品詳細

文: 嶺重 慎
絵: 倉部 今日子
寸法: 26×20cm
内容: 40ページ
製作: 福音館書店 (日本)
初版発行日: 2022年06月05日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

2児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。(スタッフ紹介ページへ

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