era inverno / winter
冬の季節(伊/英)
上の買い物かごが英語版、下の買い物かごがイタリア語版です。
- B42INGL winter(冬の季節)/AoiHuberKono
- 3,400円+税(10%税込3,740円)
054-251-8700
- B42 era inverno(冬の季節)/AoiHuberKono
- 3,400円+税(10%税込3,740円)
054-251-8700
商品の説明
2012年11月待望の日本語版「ふゆ」が登場しました。
この作者、私たちにはネフ社のアニマルパズルの作者としておなじみである。創設当時のニキティキの主宰者のひとりでもあったそうだ。その人がどれほど素晴らしい芸術家であるか、この絵本からわかる。
まず、表紙には愛らしい木がいっぱい。この一本一本が象徴的だ。見開きからタイトルを挟んで本文(といってもここは絵だけ、全体的に文が少ない絵本だ)の1ページ目、ここには沢山のグレーの雲が反転して登場する。この雲も一つひとつ生きているように個性的で愛らしい。その雲はやがて合体し大きくなり、雪になる。雪は木の上に、そして、大地に降り、やがてどこもかしこも真っ白になる訳だが、そのことを表現するのに作者は、最初ページの下に木を描き、次に真ん中、次に上となり、ついには本当に真っ白のページが現れるのである。
こういう展開は普通絵本を知り尽くした作家が使う手法である、という思いは私の錯覚だったのか、葵フーバーさんの場合は、芸術家の直感でこれをやっているに違いない。「真っ白」は実に効果的で、次の見開きから現れる動物の足跡が強調される。足跡はだんだん種類が増えていく。そして最後の見開きは、それまでモノクロの絵本だったのに、沢山のカラーの動物がこちらをむいて現れる。これはもしや絵本による俳句ではなかろうかと、私はただ感心するのである。本当に抱きしめたくなる一冊だ。
(柿田友広)
ミラノのエッメ出版 Emme Edizioni から1972年に出版された絵本の待望の復刻です(コライーニ社さんありがとう!)。表紙と最後の見開きページが改訂されていますが、確かに今回の方がいい!表紙から始まって、雲を描いた見返し・・・1ページ1ページが美しくため息が出てしまう。じっくり味わってください。
(佐々木)
商品詳細
作: | 葵・フーバー・河野 |
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寸法: | 21.5×21.5cm |
内容: | 26頁 |
製作: | Corraini (イタリア) |
注意事項: |
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初版発行日: | 2004(オリジナルは1972) |
原著: | era inverno, Emme Edizioni, 1972 |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。