外遊びと室内遊びのバランス
集中して静かに遊ぶ
外遊びの発散型、身体をつくるという遊びに対して、室内の遊びは集中型、内面をつくる遊びです。
外遊びでは、大声を出して走りまわる子どもが「元気な子」と言えますが、室内では自分の課題を見つけ、静かに集中して遊べる子どもが「元気な子」です。
発散型の外遊びと、集中型の室内遊びを一日のうちでバランスよくこなすことで、子どもはよいリズムを作り、メリハリのある生活を送ることができます。
「雨降りだから・・・」とか「この子はうちの中で遊ぶのが好きだから・・・」といって、室内にばかりいさせたり、あるいはその逆で、外にばかりいさせることがないようにしたいものです。
(文:柿田友広、絵:相沢康夫)