買い足せるメーカーのものを選ぶ
基尺のある積木を
すぐれたメーカーの積木には基尺があります。十センチを三分割したものや、四センチ、五センチなどが基尺として一般的です。また、二列に積木を重ねていった時、最後に棒状の積木をさし渡して平行になることが、積木の命ともいえる製造上の重要な事柄です。何年も寝かせた木を使うということも、そのことを意味するものです。
フレーベル積木のような、床の上で遊ぶ基本的な積木は、年齢や、人数に応じてパーツを増やしていくことができるものを選びます。大人も遊んでみるとわかることですが、レンガ型の積木は特に数多く必要になります。長い棒状のものや円柱も買い足すことができれば、なおよいでしょう。
(文:柿田友広、絵:相沢康夫)