子どもは遊んでもとをとる
机の上で遊ぶ積木
机の上で遊ぶ積木の代表選手は、ネフ社の積木です。基尺は10cmの半分の5cm、もしくは四分割した2.5cm。乳児から遊べる「リグノ」や「ネフスピール」(小学生に与えれば、小学生なりの遊びをする)をはじめ、クラーセンや相沢の作品も基尺が同じなので、いずれは一緒に遊べます。誕生日やクリスマス後とに買ってやれば、前に買った積木も生きてくるというものです。
木のおもちゃの総じてよいところは、壊れにくいこと、壊れてもたいていボンド一つで修理できること、さらに、修理不能な場合や紛失したときも、パーツを買い足せることですが、ネフ社の積木にもそれはあてはまります。さらに、塗装の美しさ、作りの正確さなど他の追随を許しません。
大人でも楽しめるこれらの積木ですが、子どもはさらに大人の何倍も遊んでくれます。結果的に安い買い物と言えます。
(文:柿田友広、絵:相沢康夫)