相沢の修理日記 04
04. トレイン(ベック)
ドイツ・ベック社のロングセラー「トレインカースロープ」(クネクネバーン・大)のトレインを直します。
依頼品は、車両の一部が割れて(接着がはがれて)います。そのままボンドで接着して、輪ゴムで圧締するという直し方もあるのですが、ズレてくっついてしまう危険性もあります。
(2005年08月 相沢康夫)
カルテ
- 商品名:トレイン
- 製造:ベック社(ドイツ)
- 依頼主:A保育園(静岡市)
- 状況:トレインの一部が割れている
- 担当:相沢康夫
修理内容
1.一部の接着面(手前から2両目)の接着面がはがれている。
車輪など他の部分は問題なし。
2.きっちりとズレのないように接着したいので、圧締に邪魔な車輪を無理矢理はずす。
3.木工用ボンドを塗布。
4.指で10秒ほど加圧して、その後、5分ほど放置する。
5.強力ピンチで約3時間本締めする。
6.残りの車両と、車軸を介して連結する。
7.金属製の車軸と、木製の車輪との接着には、セメダイン「ジェルボーイ」を使用。
8.車軸ではなく、車輪の穴の方に接着剤を注入。
9.これで直りました。
ヤッター!
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