相沢の修理日記 05
05. AKの子ども
アンネ・クレーブス社(独)の「AK10人の子ども」は、とても可愛いドールハウス用の人形です。立たせたり、座らせたりできるところが良いですね。
さて、2人の女の子がちょっとかわいそうな状態になっています。一人は両足が取れ、もう一人は片足が取れかかっています。天才外科医ブラック・ジャックになった気分で、さっそく手術にとりかかりました。
(2005年09月 相沢康夫)
カルテ
- 商品名:AK10人の子ども
- 製造:クレーブス社(独)
- 依頼主:S保育園(浜松市)
- 状況:一人は両足が取れ、もう一人は片足が取れかかっている。
- 担当:相沢康夫
修理内容
1.「エ〜ン、エ〜ン」
おやまァ…とても痛そうだし、かわいそうですね。
2.人形の手足は胴体とゴムひもでつながっています。ただ、穴が小さいので、ゴムひもが通りません。針も通らないので、テグスをゴムひもの端にしっかり結びます。
3.「ちょっとハズカシイわね」足の付け根はこうなっています。
4.テグスなら、ほらこの通り!穴に通せます。
5.足→付け根→足の順で、ゴムひもを通していきます。
6.ゴムひもをぎゅっと引っ張って、コマ結びにします。
7.「わ〜い、わ〜い 私たち、こんなに元気になりました!」
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