相沢の修理日記 07
07. ラビリンスゲーム
ブリオ社のラビリンスは、両手でツマミを回して、迷路の板を傾斜させる事で、玉をゴールへと導くおもちゃです。
意外に難しく、大人でもハマる人は多いです。ブリオ社のロングセラーにして定番ですね。
中国生産になって、価格が劇的に安くなりました。お買い得ですホント!
(2005年12月 相沢康夫)
修理時は忘れていたのですが、裏の板を外せば、もっと楽に修理できます。相沢氏ゴメン!
(2006年1月 佐々木)
カルテ
- 商品名:ラビリンスゲーム
- 製造:ブリオ社(スウェーデン)
- 依頼主:Sさん(静岡市)
- 状況:枠がバラバラになり、ツマミ・棒・糸も取れています。バネも再使用は無理だと判断しました。ビギナー用プレートの壁の一部も取れていました。
- 担当:相沢康夫
修理内容
1.ご覧の通り、本体はバラバラの状態です。
2.ビギナー用プレートです。コースを仕切っている壁も一部が取れています。
3.修理にあたって、ホームセンターで買って来たもの。6mmの角棒、バネ
4.角棒を、長さを合わせて切ります。のこぎりを使うほどの太さでもないので、カッターで切っちゃいました。
5.切断面のザラつきを、紙ヤスリ(400番)でならして、きれいにします。
6.角棒を木工用ボンドにて接着。強力ピンチで、約3時間加圧。これでプレートの修理は完了。
7.では本体の修理です。まず、枠の一部が外れ、グラついているので、これを接着します。直角が正確に出ないと、プレートの動きが悪くなるので、三角定規を添えて、ゴムで加圧約3時間。
8.タテ棒は正常な状態。棒に巻きついた糸が、バネを介して枠に留められています。ヨコ棒は、糸・バネが取れています。
9.ヨコ棒の糸は、プレートの裏に留めます。写真奥に糸を結び、横棒に巻付け、バネを結んで、そのバネをプレートに固定して修理完了です。書くのは簡単ですが、実際やるのは、ちょっと大変でした。
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