商品の説明

ドイツの代表的な木彫り

北ドイツにあるロッテ・ジーバース=ハーン社は、2004年設立75周年を迎えました。創始者ロッテ夫人は、エルツ山地の伝統芸術を基礎に、品格と温かみを兼ね備えた独自の世界を作り上げました。彼女が亡くなった今も、熟練した職人たちの手彫りによって、昔と変わらない作品が生まれます。ドイツの頑固なモノづくりの典型と言えるかもしれません。それだけに愛好家も多く、何代にもわたって少しずつ買い足したり、プレゼントとしても大変喜ばれているそうです。

ハイデ地方のクリッペ

ヨーロッパでは、クリスマスの時期に「クリッペ」と呼ばれるキリストの誕生の場面を飾る習慣があります。木彫りのものも色々とありますが、ハーン社のものは最も格調の高いものです。

この聖誕セット(大)には、イエス、マリア、ヨセフ、天使、羊飼い、三人の王、動物たちの他、大きな馬小屋が付いています。

この家の特徴的な屋根の形（日本では兜造りと呼ばれます）は、ハーン夫人が生まれ育ったリューネブルガー・ハイデ（リューネブルク原野）の干し草小屋（下写真参照）を反映しています。このセットのことをハーン社で「ハイデ地方のクリッペ」（2021年現在は「ニーダーザクセン州のクリッペ」）と呼んでいるのも肯けます。

もっとコンパクトなH聖誕セット（小）もあります。木彫りの大きさは同じで、人や動物の数、そして馬小屋の大きさが異なります。

（写真提供：LüneburgHeide GmbH）

リューネブルク・ハイデの干し草小屋

象徴的な屋根の形（日本では兜造りと呼ばれる）は、クリッペにも反映されている。

商品詳細

デザイン：	ロッテ・ジーバース・ハーン
寸法：	W42×D16×H28cm（馬小屋）
部品寸法：	約11.5cmH（ヨセフ）
内容：	木彫り25体、馬小屋（大）
製作：	ロッテ・ジーバース・ハーン社（ドイツ）
生産国：	ドイツ
注意事項：	ハーンの木彫りは手作り品のため、一つ一つ木目や表情が異なります。また洋服などのデザインや色も写真と異なる場合があります。
原著：	Krippenstall, Niedersachsen