ストロースター(麦わらの星)
昨日の夜、子どもたちとストロースターを作ってみました。シンプルで美しく、しかも手作りできるストロースターは、クリスマスの飾りとして人気があるそうです。
ストロー(麦わら)を縦に割って、細い板を作り、専用の置き枠(ホルダー)に順番に並べて、糸で結び、最後に外側をハサミで切りそろえて出来上がりです。
糸で結ぶところが少し慣れが必要ですが、慣れるとキュッと締める感じが気持ちいいです。長男(小4)は一応自分で出来ましたが、次男(小1)の糸結びは私がやりました。ストローを並べるところは、細かい作業の好きな子なら年長さんでもできそうですね。
(2005年11月14日 佐々木)
また、ストローの中に糸を通して繋いで、正八面体などの幾何学模様の飾りをつくる「ヒンメリ」は、フィンランドの伝統的なクリスマスの飾りです。このヒンメリもストローで作ることができます。ただし、長さの限界があるので、大きなものには向いていません。
作り方
ストロースターキット シンプルを使っています。
1.割り器を使って、1本の麦わら(ストロー)を4つに分割します。
2.長さを2分の1もしくは3分の1に、大雑把に切ります(最終的に切りそろえます)。
3.麦わらを、置き枠の中に規則正しく置いていきます。
4.赤い麦わらを重ねます。
5.麦わらを並べ終わったら、内側に押え枠をはめて、麦わらが動かないようにします。
6.安定した状態にしてから、糸をかけて固定します。
7.置き枠から外します。
8.麦わらと、置き枠と、抑え枠
9.先端を切りそろえます。
10.先の尖った角度を変えたり、好みの形にできます。
バリエーションいろいろ
麦わらの色、結ぶ糸の色、先端の切り方などで、同じパターンからでも、色々なバリエーションが生まれます。意外に奥が深いんですね。
キットの特徴
- シンプル:初めての方、子どもと作る方におすすめ。糸をかける工程を大人が手伝えば、5歳くらいから。
- 初級:簡単〜複雑なものまで、色々なパターンが登場します。針と糸が付いてきます。実質的には「中級」。
- 上級:大きな置き型で、穴の数も増え、そのおかげで、大きくて複雑、豪華な星が作れます。