ドライ・マギア社の子ども向けゲーム
リリースしているゲームの数は30点以下と少ないのですが、ボードやコマはもちろん、パッケージの箱や解説書に至るまで、凝りに凝って作り込んでしまうドイツのゲーム会社です。
ドライ・マギア社はKathi Kapplerとゲーム作家Johann Ruettingerによって1994年に設立されました。社名にもなった彼の代表作「Die Drei Magier(三人の魔術師)」は、その美しさを評価され、85年の年間ゲーム賞の特別賞に輝いています。グラフィック・アーティストとして学んだだけあって、ゲームボードの美しさには定評があります。が、ゲームそのものは「終わらないゲーム」と不評だったようです。
ドライ・マギア社のゲームには、作者、イラストレーターはもちろんのこと、パッケージの写真を撮った写真家や、ロゴを作ったタイポグラファーまで、関わった人たちの名前がクレジットされています。この辺りにゲームを「作品」として考える社風のようなものが伺えてうれしいですね。そして、ゲーム全体のデザイナーとして、リュッティンガー自身の名前がどのゲームにも出てきます。社長として名前だけ出しているというよりは、彼自身が好きでデザイナーとして実際に関わっているような感じがしますね。パッケージを含めて細かいところまできっちりと作り込むのが、実は彼のやりたい仕事じゃないのかな、と思うのは私だけかな?
(2001年12月 佐々木)
2001年ドイツ年間子どもゲーム大賞ノミネート
こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版)
- すすめコブタくん/こぶたのかけっこ
- 4,800円+税(10%税込5,280円)
- 会員価格(5%OFF)
おんぶして進む楽しいすごろく
小さい子にも楽しいすごろく。同じマスに止まったらおんぶしてもらおう!
- 年齢:
- 4歳〜
- 人数:
- 2〜7人
- 時間:
- 15-25分
2004年ドイツ年間子どもゲーム大賞
ガイスタートレッペ / オバケだぞ~ / 階段のうえのおばけ
- DM-50 ガイスタートレッペ
- 6,400円+税(10%税込7,040円)
- 会員価格(5%OFF)
みんなオバケに変身だ〜
みんなオバケになって競争だ。でもどれが自分のコマかは見失わないでね。
- 年齢:
- 4歳〜
- 人数:
- 2〜4人
- 時間:
- 10-15分
2009年ドイツ年間子どもゲーム大賞
魔法のラビリンス(日本語版)
- メビウス 魔法のラビリンス
- 5,454円+税(10%税込5,999円)
- 会員価格(5%OFF)
隠された秘密の通路を見つけて
自分のコマをサイコロの目の数だけ進めます。目的はチップに描かれた魔法の印のマス...
- 年齢:
- 6歳〜
- 人数:
- 2〜4人
- 時間:
- 約20分