3歳児期
聞いて理解する力を養う
(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)
「何をやっても聞いてくれない」と現場保育者は訴えます。耳の育っていない子どもが増えました。聴力ではなくて、他者の話に興味を持つ、話されている内容を理解する力が必要です。教具を使っている子どもに、声かけ、質問し、教具遊びの中に面白さを見つける手助けをしてあげてください。
早く気づいてあげたい発達のポイント
視覚 | 大きなもの二つと小さなもの二つを紙に切り抜いて、子どもの目の前で同じものを重ね合わせます。 | 子どもが同じようにやったならば安心です。 |
手の運動 | 同じ大きさの四つの立方体(積み木)を与え、うまく積み重ねることが出来ますか? | 四つ積み重ねることが出来れば安心ですが、三つならば不十分です。 |
身体の運動 | 両足を一緒に揃えて床から少し跳び上がることが出来ますか? | 両足で跳び上がることが出来れば安心です。 |
言語 | 自分の好きな人形に話しかけていますか? | 人形相手に二語文か三語文で話しかけているようならば安心です。 |
聴覚 | 「もう一つ」という言葉の意味が分かっていますか? | 子どもの手からおもちゃを一つ取り、「もう一つちょうだい」と要求して、それに応えれば安心です。 |