4歳児期
見て判断する能力と言語理解
(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)
視覚司会は重要な知能の働きです。生後間もない乳児も、養育者の目の動きから相手の気持ちを判断しているといわれています。また、自閉症スペクトラム症の研究から、視覚は相手の行動や気持ちを読み取る能力だと分かってきました。
早く気づいてあげたい発達のポイント
視覚 | 赤、青、黄、緑の基本色を目で見て区別することが出来ますか? | 四色の積木や同じ大きさのおもちゃを、子どもの目の前で二つずつ並べてから、ごちゃごちゃに混ぜ合わせます。その後同じ色のものや、大きさのものを二つずつ並べれば安心です。 |
手の運動 | 同じ大きさの八つの積み木を積むことが出来ますか? | 上手に積み重ねて八つの塔を作れば安心です。5〜7個では不十分です。 |
身体の運動 | 水を満たしたコップを手に3m運ぶことが出来ますか? | 水をこぼさないで運ぶことが出来たならば安心です。 |
言語 | 絵に描かれている人物が何をしているのか説明できますか? | 走っている、泳いでいる、運転しているなどの絵を見て正しく説明できれば安心です。 |
聴覚 | 「赤い色のおもちゃはどれですか?」とたずねると、言われた物をゆびで指しますか? | 聞いたことを目で確認できれば安心です。 |