フェリクス・ホフマン
プロフィール
スイスで活躍した、世界でもっともすぐれた絵本作家の一人。
1911年、スイスに生まれ、ドイツの美術学校を卒業した後、故郷アーラウへ帰って活動をはじめました。20才のときからさし絵の仕事をしていますが、石版画、木版画、銅版画など版画家としても多くのすぐれた仕事をしています。また、ステンドグラスや壁画の制作にも力を入れ、各地にすばらしい作品を残しています。
1956年に作った絵本「おおかみと七ひきのこやぎ」は、ドイツの年間児童優秀賞に選ばれ、それ以後「ねむりひめ」などのグリム童話や、聖書に取材した「クリスマスのものがたり」(いずれも福音館書店刊)など、美しい絵本を数多く作り上げています。1975年没。
(福音館書店の絵本奥付より)