非日常の世界のリアリティ
ドイツ人(特に北の方の)は、面白いことがあっても、その場では笑わずに家に帰ってから笑うといいます(ホントかしら?)。ゾーヴァの絵の中には、いかにもドイツらしい「暗さ」や「深さ」が満ちています。そして、その中にちょっぴりのユーモアが隠されていることもあります。 現実にはありえない非日常の空間をきっちりと描き込むことで、不思議な世界にリアリティが生まれます。見れば見るほど、引き込まれる味わい深い世界です。私の好きな画家ルネ・マグリットに通じるものを感じます。 (2001年4月佐々木)
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「私の母は85になり、私ももう50です。私たちはベルリンで異なる住居に住み、唯一の親戚です。私の趣味:煙草とTV」(インコグニト社カタログより) |
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あるいはお天気を本当にきめているのはだれか
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世界の天気を左右する「お天気マフィア」VS4人の「子ども探偵団」