PIU E MENO / PLUS AND MINUS
プラスマイナス(足したり引いたり/つけたり・とったり)
- BMT003 プラス&マイナス/MUNARI
- 6,900円+税(10%税込7,590円)
054-251-8700
待ちに待った待望の復刻!
商品の説明
ダネーゼ社(イタリア)の Edizitoni per bambini シリーズには名作が色々ありますが、その中でも抜きん出ているのが、エンツォ・マリの「16の海の生物」、そしてこのムナーリの「プラス・マイナス」だと思います。「16の海の生物」の方は、ダネーゼ社から復刻されて今も入手可能ですが、「プラス・マイナス」は長らく入手困難で、以前デッドストックを仕入れたときは3万円を超える価格だったにも関わらず、すぐに売れてしまったことを思い出します(プラス・マイナス1970年版)。
復刻したのは、知る人ぞ知るイタリアのコライーニ社。ムナーリの作品をコツコツと復刻し続けている出版社です。2005年に「正方形」、2006年に「円」を復刻してくれたときも、思わず感謝の言葉を書いてしまいましたが、今回はそれ以上の喜びです。コライーニさん、タンテ・グラッチェ!!
さて、この「プラス・マイナス」(邦題:絵作りゲーム『つけたり・とったり』)は、ご覧の通り、いろんな絵の素材(人、木、動物、乗り物など)が印刷された透明のシートを重ねて、好きな絵を作る遊びです。単純といえば単純ですが、やり始めると夢中になってしまうこと間違いありません。
1枚のシートに、別のシートを重ねた瞬間、そこに絵が生まれ物語が生まれます。予想外の風景になることもありますが、それもまた新鮮。しかも、組み合わせを少し替えるだけで全然違う絵になってしまうんです。だから、いろんな組み合わせを試してみたくなるんですね。そして、遊んでいるうちに「これ、気持ちいいなぁ〜」と思える絵に出会えたら最高です。
また、シートを重ねながら、自然におはなしが生まれるのも魅力です。これは子どもの独壇場だと思いますが、車のシートを動かしてみたり、雨を降らせてみたりする中で、きっといろんなおはなしが生まれることでしょう。
透明なプラスチックに描かれた絵を重ねたり、組み合わせたり、「つけたり」、「とったり」していろいろな絵を作ってみましょう。
(箱解説より)
木の描かれたカードを重ねれば、森ができあがります。森の上に雨、太陽や月、空を飛ぶ鳥たち、散歩する犬のカードなどを重ねていくと、どんどん場面が変わっていきます。カードに描かれている絵には、次のようなものがあります。
- 動物のカード6枚:鳥、チョウ、犬、クモ、ハエ、コウモリ
- 植物のカード10枚:木、花、葉、枝、枝、アシ、草
- 岩のカード3枚:たてにしたり、横にしたりできます
- そのほか:星のカード1枚、雲のカード4枚。空に浮かぶ月のカードが1枚、小雨から夕立ちまで、いろいろな雨のカードが4枚。雪のカードが2枚。太陽のカードも2枚。
- 穴のあいたカードは8枚あって、洞窟を作ることができます。
- クモの巣のカードも4枚入っていますが、これはちょうどクモが巣を作る時の様子を、4つの場面に分けたものです。
- 橋のカードもあります。その上に車のカードを重ねれば、橋を渡る車の場面になります。
- 手すり、かさをさした人、自転車に乗った人、家、壁、飛行機や船もあります。
- 舟の下に置ける海のカードは、ひっくり返せば飛行機を飛ばす空になります。
- 家の中から、これら全部を見わたすことのできる窓のカードもあります。
(説明書より)
1970年版のオリジナルと比較してみると、箱の大きさこそ違いますが、シートの大きさや枚数など全く同じ内容になっています。しかもこの価格。これは本当にうれしい限りです。コライーニさん、ありがとう。
(佐々木)
商品詳細
作: | ブルーノ・ムナーリ |
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作: | ジョヴァンニ・ベルグラーノ |
寸法: | 15.5×15.5×3.5cm(箱)、14.5cm角(シート) |
内容: | 72枚 |
製作: | Corraini (イタリア) |
注意事項: |
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初版発行日: | 2008年(オリジナル1970年ダネーゼ社) |
原著: | PIU E MENO / PLUS AND MINUS |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。