岩波少年文庫076

空とぶベッドと魔法のほうき

  • 岩波少年文庫/空とぶベッドと魔法のほうき
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商品の説明

夏の間、田舎のおばさんの家にあずけられた3人の子どもたち。ある朝、近所のご婦人が倒れているところへ出くわします。実はこのプライスさんというご婦人、ほうきで空を飛ぶのに失敗して足首をくじいたのでした。末っ子のポールは、ベッドから窓を見上げると彼女が飛んでいるところが見えるので、知っていたのです!

今まで趣味でこっそり魔法の研究をしてきたプライスさんは口止め料(?)として、ベッド・ノブ(ベッドの柱のにぎり)に、回すとどこでも行ける呪文をかけてくれます。そこで、3人はお母さんのいるロンドンや、無人島、過去の世界などへ出かけますが…。

行った先で道端のベッドにお巡りさんがぶつかったせいで警察に連れて行かれたり、南の島の入り江で満ち潮になってベッドが水没したりと、魔法が出てくるお話ながら妙に現実的です。おかげで波乱万丈なお話が、説得力のある独特の味わいに仕上がっています。

私が子どもの頃からある古典的作品ですが、今読んでもおもしろい!本好きなら小学生にもおすすめ。昔読んだような気が…という方はぜひ再読を!意外と斬新で古びない語り口に驚くかもしれません。

(コプタ通信2021年3月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

作: メアリー・ノートン
訳: 猪熊 葉子
寸法: 17×12cm
内容: 352ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2000年11月17日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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