コピーボーイ

  • コピーボーイ/ヴィンス・ヴォーター
  • 1,800円+税(10%税込1,980円)
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商品の説明

大学進学をひかえ、新聞社でコピーボーイ(雑用係)として働くヴィクターのもとに、年上の友人・スピロさんの訃報が。故人との大切な約束を果たすため、彼はひとりミシシッピの河口を目指す。吃音のコンプレックスと格闘しながら自分の世界を広げていく、17歳の夏のできごと。前作『ペーパーボーイ』の、6年後の物語。

(出版社サイトより)

物語は、前作『ペーパーボーイ』で「ぼく」が親しくなった、スピロさんの死から始まります。

生前スピロさんは「ぼく」に、自分の遺灰をニューオリンズへ行って、ミシシッピ川の「川が海とひとつになる場所」に撒いて欲しいと頼みました。が、現在17歳の彼は単独でのニューオリンズ行きを両親に反対されます。

そこで無断で決行しようと、アルバイト先の新聞社の記者に相談すると、その人はニューオリンズの記者で通称「将軍」という知人に連絡してくれます。さらに将軍は「川が海とひとつになる場所」を探すため、ミシシッピ川の水先案内人のアンリを紹介してくれて・・・。

「ぼく」が信頼した人は、知り合いをたどってつながっていっても皆、個性豊かであたたかみのある人ばかり。アンリの娘のフィルとの恋や、フィルにつきまとう青年、迫りくるハリケーンなど、前作よりもドラマティック&ロマンティック!

前作同様、一人称で語られる「ぼく」が辿る旅と、かけがえのない出会いの数々はまさに青春。希望を感じられる結びも満足です。味わい深く何度も読み返せる良作、ぜひお楽しみください。

(コプタ通信2021年1月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

作: ヴィンス・ヴォーター
訳: 原田 勝
寸法: 19×13cm
内容: 302ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2020年03月24日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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