ジュニア新書 600

カラー版 里山を歩こう Part2 わき水の里から琵琶湖へ

  • 里山を歩こう part2/今森光彦
  • 980円+税(10%税込1,078円)
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商品の説明

「里山を歩こう」の2冊目のテーマは、琵琶湖のほとりにある「わき水の里」高島市針江の自然と暮らし。この里の人々が自然とどう付き合ってきたのか、失われつつあるもの、再生に取り組んでいること、そんな様子を今森さんが美しい写真と親しみやすい文で紹介します。

地下水が湧き上がり、水路を澄んだ水が流れる里。ここでは魚や鳥たちだけでなく、人々もいきいきと活動している。川に入って遊ぶ子どもたち、「かばた」とよぶ湧き水場や水路を守っていこうとする人、琵琶湖のフナを田んぼに上げようとする人、川舟で魚をとる老漁師。琵琶湖水系の自然と暮らしを、美しい写真とともに見つめる。(出版社サイトより)

目次

  1. 子どものころの琵琶湖
  2. 川漁師と出会う
  3. 暮らしの中で生きる水
  4. 源流へ
  5. 水辺を再生する
  6. 湖岸へ
  7. 水が育てた食べもの
  8. これからの水辺

内容紹介

川に入って遊んだことがありますか? 井戸水を飲んだことはありますか?

「どちらもない」と答える人がほとんどだと思います。琵琶湖の西、高島市の水の里では、どちらもあたりまえのことなのです。しかし、ここの人たちは危機感を抱いています。それは琵琶湖にいた固有の魚や貝がどんどん少なくなって、絶滅するものもあることに対してです。

この里には、澄んだ水が流れる水路がはりめぐらされています。水路の水を各家庭が、庭や家の中につくった「かばた(川端)」という設備に引き込んでいます。引き込んでいるだけではありません。かばたの井戸に湧く水を水路に流し出して、水でとなりの家とつながっています。となりの家、さらにつぎの家と水でつながっているので、変なものは流せません。だから水がきれいなのです。

かばたでつながる人々は、その水を育む源流のことに思いをめぐらせ、下流の琵琶湖さらに淀川にも思いをはせます。そして自分たちの暮らしが、水で生きものたちともつながっていることを意識します。

琵琶湖水系を愛してやまない写真家の今森さんが、わき水の里の人たちの暮らしと本来の琵琶湖をとりもどすための営みを、美しい写真とともに案内してくれます。「水に触れよう、かかわろう」というメッセージが心に響きます。(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 高校生〜
著: 今森光彦
写真: 今森光彦
寸法: 17×10.5cm
内容: 並製・カバー・188頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2008年6月20日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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