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リトル・アイ 2: どんないろ


作者からのメッセージ

赤ちゃんの成長はおどろくほど早く、ぎこちなく形を追っていたはずの目は、やがていくつもの色にも、反応するようになります。三角、丸、四角といった単純な形たちも、このカードでは色彩を得て、自らの物語を自由に語りはじめます。それに応えるように4ヶ月をむかえるころには、赤ちゃんの目は色を追い、形を追い一生懸命です。はじめての色には、とまどいをみせながらも、しだいに親しむようになり、見ることをとおして、親と子の語らいは、いっそう豊かなものとなっていきます。やさしく赤ちゃんを腕に抱き、カードを開いたり閉じたりしながら、思いのままにお話を語りかけてください。そのあたたかい腕の感触と、やさしく語る声とともに、赤ちゃんはひとつの満ちたりた物語を、体験するにちがいありません。カードのメッセージはシンプルですが、かぎりない思いをのせて、赤ちゃんの目に心に届いていきます。その、おとなの半分ほどの小さな目は、やがておおきな夢を、見つめはじめるのです。(駒形克己:解説より)

  • LITTLE EYESAどんないろ?/駒形克己
  • 2,400円+税(10%税込2,640円)
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あかちゃんのためのカード絵本

商品の説明

生後3ヶ月ころから、形だけでなく色にも興味を持ちはじめる赤ちゃんのための絵本です。型ぬきをした三折りのカードを開けたり閉じたりすると、形の変化だけでなく、赤、青、黄、緑というあざやかな色のとりあわせもさまざまに変化して、ものを見ることに喜びを感じはじめた赤ちゃんの視線を、強くひきつけるでしょう。

(帯より)

カードをひろげると、色と形が早変わり。子どもの視線もいっしょに動きだす。

(ワンストローク・サイトより)

これは本ではなくて、3つ折りになったカードが12枚入ったセットです。1作目「はじめてのかたち」では、白と黒のみの最小限の色使いでしたが、この「どんないろ」では、これでもかとばかりに、鮮やかな色が飛び出します。例えば、小さな赤い丸が縦に4つ並んでいるカード。1枚開くと、4つの円は実は穴で、下の赤が見えているだけだったという小さな驚きとともに、さらに大きな赤い丸が2つ縦に並んで現れます。さらに開くと、2つの円も実は穴で、その下にある大きな1つの円の赤が見えていたという結末になります。

これらのカードには効果的に穴が開けられていて、めくるときに空間的な奥行きを感じる仕掛けになっています。また、3つの場面で構成されるので、そこに時間の軸が加わって「起承転結」のような物語性も与えています。さらに穴があることで、「この穴の向こうに何がかくれているんだろう?」という疑問が生まれ、知らず知らずのうちに、物語に自ら参加してしまっているのです。もちろん、駒形さんは予想通りの展開は用意していません。あらゆるアイデアを使って「予想外」になるように仕組まれたこの駒形ワールドで、子どもも大人も驚いたり、発見したり、時にはユーモアを感じたりして楽しみましょう。

言葉はありません。赤ちゃんと一緒にゆったりと楽しみながら、語りかけてみて下さい。

商品詳細

年齢: 3ヶ月〜
作者: 駒形克己
寸法: 13.2×13.2cm
内容: 絵カード12枚1組
製作: 偕成社
初版発行日: 90年07月

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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