FIRST LOOK
リトル・アイ 3: いろ・いろ・いろ
作者からのメッセージ
5ヶ月にもなると、赤ちゃんは、おどろくほどの集中力でものを見、それを信じられないほどの吸収力で記憶していきます。脳の神経組織が、少しずつつながって、やがて全力で活動をはじめるのを、わたしたちはまのあたりにするのです。このカードでは、形はより複雑に、色の組み合わせは、より多彩になりましたが、何のとまどいもなく、さまざまな刺激を楽しむでしょう。赤ちゃんをやさしく腕に抱き、ゆったりと楽しく語りあう時間を共有してください。そして何より大切なことは、さまざまな想像力をはばたかせ、自由にのびのびと語りかけてください。この時期になると赤ちゃんは、活発に動きはじめます。カードを自分の手でさわり確かめるでしょう。そんな時、ためらわずにそっと渡してください。それまでに体験した親と子の対話は、赤ちゃんの心の発達にも、ゆたかに増幅され、やがておおきな愛に満ちあふれるに、ちがいありません。おとなの半分ほどの小さな目は、そのことを確実に伝えているのです。(駒形克己:解説より)
- LITTLE EYESBいろ・いろ・いろ/駒形克己
- 2,000円+税(10%税込2,200円)
054-251-8700
あかちゃんのためのカード絵本
商品の説明
「いない、いない、ばあー」と手をひろげ、 おどけた顔をしてみせる。 それぞれの場面が記憶でき、その変化が楽しいようだ。 ならば、カードで「いない、いない、ばあー」。
(ワンストローク・サイトより)
形の組み合わせと変化がより複雑になり、カードを開けたり閉じたりするたびに、赤ちゃんの関心をつかむよう工夫されています。
これは本ではなくて、3つ折りになったカードが12枚入ったセットです。1作目「はじめてのかたち」では、白と黒のみの最小限の色使い、2作目「どんないろ」では4色の鮮やかな色彩と丸、三角、四角の基本的な組み合わせでしたが、この「いろ・いろ・いろ」では、色の数はそのままでも、塗り方が縞模様や市松模様になったり、穴も数が増えたり、スリット状になったりとより多彩なバリエーションが展開されています。例えば、小さな三角形が9つ(3×3)並んでいるカード。1枚開くと、三角形は穴で、下の色が見えているだけだったという小さな驚きとともに、さらに大きな丸が9つ現れます。さらに開くと、この円も実は穴で、その下にある9つの四角が見えていたという結末になります。
穴の数が増えたりすることで、構成が複雑になるとともに、秩序や規則性というものが現れているのが特徴です。
言葉はありません。赤ちゃんと一緒にゆったりと楽しみながら、語りかけてみて下さい。
商品詳細
年齢: | 5ヶ月〜 |
---|---|
作者: | 駒形克己 |
寸法: | 13.2×13.2cm |
内容: | 絵カード12枚1組 |
製作: | 偕成社 |
初版発行日: | 1990年7月 |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。