ねむれないよるのこと

ねむれないよるのこと

商品の説明

眠れない夜、一人で部屋で遊んでいると窓辺から声が聞こえる。誘われて電車に乗る。「がたたん　ごととん」と向かう先はあたたかい灯りに満ちた夜の街。パフェ（かな？）を食べ、大きな滑り台を滑る。あっ、最終電車の時間だって…。夜の街明かりの描写が美しく、あたたかく懐かしいです。文章は少なめ、その分、細かに描き込まれた絵がお話を繋げていてセリフを考えながら読むのも楽しい。『まよなかのだいどころ』を彷彿とさせるのもいいですね。

（コプタ通信2024年12月号より　ゆずりはすみれ）

「おやすみなさい」といって、ふとんにははいったものの、なんだかどうしてもねむれない……、男の子がとうとうおきあがって電車のおもちゃで遊びはじめると……。みんなが寝静まった夜にはじまったぼくだけのひみつの旅を、緻密にあたたかく描く一冊です。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。（スタッフ紹介ページへ）