おばあちゃんのにわ
- おばあちゃんのにわ/ジョーダンスコット・シドニースミス・原田勝
- 1,600円+税(10%税込1,760円)
054-251-8700
商品の説明
英語が不得意であまり喋らないおばあちゃん。ぼくは毎朝、おばあちゃんの家で朝食を食べる。雨の日、おばあちゃんは道端のミミズを拾い集める。学校が終わった後、ぼくとおばあちゃんは家の裏の庭に行く…。
人と人とが理解し労り合うのに言葉が必要のない瞬間があります。多くを話さないけれども分かり合っている(でも、ちょっとの謎もある)二人の関係性が美しい。絵の物語るものも多い作品。
(コプタ通信2023年9月号より ゆずりはすみれ)
ただ今訳者サイン入りを販売しています(在庫限り)。
数々の賞を受賞した名作『ぼくは川のように話す』のコンビによる心温まる絵本。著者であるカナダの詩人、ジョーダン・スコットの祖母との思い出がもとになっています。
ポーランドからの移民で、あまり英語がうまくしゃべれないおばあちゃんと「ぼく」は、身ぶりや手ぶりで、そして、さわったり、笑ったりして、いいたいことを伝えあいます。言葉にたよらない二人の親密さを描くシドニー・スミスの情感あふれる絵が、懐かしい記憶を呼びさまして胸を打ちます。
ぼくのおばあちゃんは、もとはニワトリ小屋だった家にすんでいる。毎朝、お父さんの車でおばあちゃんの家にいくと、おばあちゃんは庭でとれた野菜をつかって、朝ごはんをつくってくれる。長いあいだ食べものがなくてこまったことがあるおばあちゃんは、ぼくが食べこぼしたオートミールをひろいあげると、それにキスして、ぼくのおわんにもどす。
雨の日には、おばあちゃんはゆっくり道を歩く。それはミミズをつかまえるため。ぼくたちは、つかまえたミミズをおばあちゃんが野菜を育てている庭にはなつ。いつも、二人でそうしていた。おばあちゃんがあの家を出るまでは……。
(出版社サイトより)
商品詳細
文: | ジョーダン・スコット |
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絵: | シドニー・スミス |
訳: | 原田勝 |
寸法: | 25×25cm |
内容: | 41ページ |
製作: | 偕成社 (日本) |
初版発行日: | 2023年06月 |
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