おうち性教育はじめます

  • おうち性教育はじめます/フクチマミ 村瀬幸浩
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商品の説明

性教育こそ真の人権教育では!?

よく、日本の性教育は「寝た子を覚ますような事になるから『真実』は教えるな」的で西欧に比べると遅れているという話を耳にします。事実、日本の性教育は「陰」とか「恥」とか、負のイメージをさせる言葉がよく使われていて、どうやって受精するのかといった事については扱いがないようです。しかし、この本に出会って、私は人権教育は性教育から始まるのではと思うようになりました。

世界のスタンダードは5歳から、この本では幼児からすることがあるとあります!

性教育の開始、まだ中高生からと思われている人も多いかもしれませんが、この本によれば幼児期からがベストのようです。まずは口、胸、性器、おしりの四つが「プライベートパーツ」であること、ここは自分だけのもの、勝手に触ったり見ようとしてきた人には「嫌だ!」と言い、逃げるように教えるとあります……。

ネット社会で性犯罪に巻き込まれる心配も増しているのに…私自身きちんと性教育を受けたという自覚がないので子どもに教えられる自信がありません。この本の良いところは、家庭での性教育の必要性が分かりやすく学べることと、いざとなると浮かんでこない答え方の、具体的声かけ例まで書いてくれてある点です。またコミックエッセイで気軽に読みやすいのでぜひパートナーにも勧めてみて。夫婦で共通の認識を持つことも教育には大事ですよね。性教育に対する正しい知識を持つことがどれだけ大切かわかるステキな本です。                       

(コプタ通信2020年3月号より 留野羊子)

3〜10歳、自分の体に興味を持ったら始めよう。日々の会話が子どもを守る

子どもにどうやって伝えたら…が、マンガでわかる!

「なんでママは立っておしっこしないの?」と聞かれたら、
「知らないおじさんに髪をひっぱられた!」と子どもが泣いて帰ってきたら、どうしますか?
おうち性教育=子どもを守るための教育です― 

自らが学校で詳しく「性教育」を教えてもらってこなかったママ・パパたち。今の学校ではさらに教える範囲が狭くなっています。その一方、幼児からネットを使い性情報に簡単につながることができる現在、子どもが性の対象になった事件を伝えるニュースも連日報道され「自分の子どもを被害者にも加害者にもしたくない」という漠然とした不安でいっぱいです。性教育を学ぶことは、実は「性犯罪の被害者・加害者にならない」「低年齢の性体験・妊娠のリスクを回避できる」さらに「自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる」とメリットばかり!

では、いつ何から伝えるの? 世界では、5歳から(!)の性教育を取り入れている国が多く、3〜10歳ごろの自分の体に興味を持ち始めた時が最も教えやすいタイミング。お風呂上がりに「おしり〜おっぱい〜」とふざけ始めたら、教えるチャンスです! 本書は、「うちにも赤ちゃんはくる?」といった突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができます。

日々の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養う「おうち性教育」をはじめましょう。

(出版社サイトより)

商品詳細

著: フクチ マミ/村瀬 幸浩
内容: 200ページ
製作: KADOKAWA (日本)
初版発行日: 2020年03月03日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ようこ留野羊子

柿田・山崎夫妻の長女。東京子ども図書館でお話を学ぶ。趣味は生花、ハイキング。人生最後の日に食べたいものは、なめこの味噌汁。2020年10月に長女を出産。(スタッフ紹介ページへ

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