商品の説明

この本は政治の仕組み等について書かれた入門書です。しかし、ここには新たな視点も多く書かれていて、知ってるつもりの大人が読んでも大変に新鮮な本です。

例えば、右派・左派という分け方ではなく、リベラルとパターナルというふうに分ける視点。リベラル（歴史的背景からその本質は寛容と説明）の対立軸は普通保守と言われますが、そこをパターナル（父権的）とすることで政治が大変に分かりやすくなった気がしました。

また、日本はリスクを社会で持とうとしない国。そのため社会保障などが非常に少ない国という説明（これを小さな政府と言うそうです。）も理解しやすい。

子どもに政治を説明するのにも役立つ読みやすい本、オススメです。

（コプタ通信2021年4月号より　柿田）

もっとも分かりやすい、著者初「政治」の入門書！

学校で教わって以来、学ぶ機会がない「政治」。大人でさえ、意外とその成り立ちや仕組みをほとんんど知らない。しかし、分かり合えない他者と対話し、互いの意見を認め合いながら合意形成をしていく政治という行為は、実は私たちも日常でおこなっている。本書では、難解だと決めつけがちで縁遠く感じる「政治」の歴史・概念・仕組みが２時間で理解できる。政治の基本概念は、どのように私たちの生活に直結しているのか。自分なりに政治の「よしあし」を見極めるポイントはどこにあるのか。「右派と左派」「民主主義」から「税金と政策」まで。思わず子供にも教えたくなる、政治と自分の「つながり」を再発見するための教養講義。

（出版社サイトより）