列車はこの闇をぬけて

  • 列車はこの闇をぬけて (児童書)
  • 2,100円+税(10%税込2,310円)
  • 買物かごへ
電話でのお問い合わせ・注文・ご予約はこちら。
054-251-8700

商品の説明

6年前に出稼ぎに行ったきり帰ってこない母を探そうと決心したグアテマラの14歳の少年ミゲル。国境近くの難民センターで知り合った4人の少年少女とアメリカを目指します。

最初の難関は、メキシコとの国境の川越え。ここは船頭と、グルになっている警官たちにお金を渡してなんとかメキシコに渡り、お次は貨物列車に飛び込みます。

何度か貨物列車に乗ったり下りたりを繰り返し(もちろん非合法)アメリカに向かいますが、列車を止めて密航者を調べるふりをして移民からお金を巻き上げる警官、追いはぎ、移民を誘拐して身代金を要求するギャング団…と次々危機が襲い掛かる道中です。

以前にも国境を越えたことがあるフェルナンドの案内で旅をするうち、一行は互いにかけがえのない仲間になっていきます。彼らは無事アメリカにたどり着けるのでしょうか?

先の気になる筋立て、次々襲い掛かる困難、ミゲルたちの成長など、読み物としての面白さもなかなかですが、グアテマラなど世界でも最貧国と目される国々と、世界で最も豊かな国のひとつアメリカが、メキシコをはさんで並んでいるということを、私はこの作品で初めて意識しました。

子どもの本には、時事問題を反映し、理解を助けてくれる作品がありますが、本書もそんな一冊といえるでしょう。ラストのミゲルの手紙をどう受け止めたか、おたずねしたい!ので皆さま、どうぞお読みくださいね。高学年以上向きです。

(コプタ通信2019年8月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

作: ディルク・ラインハルト
訳: 天沼春樹
寸法: 19×14cm
内容: 416ページ
製作: 徳間書店 (日本)
初版発行日: 2017年12月19日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この商品が含まれる商品カテゴリ・特集

本・絵本
教育玩具学校2024
こちらから »
相沢のGW積み木ショー
リアル/見逃し配信 »
プレイオン予約
こちらから »
ラッピング
有料で承ります »
遊びと保育.com
百町森の保育サイト »
メルマガ登録
登録無料! »
店内を見る
Googleインドアビュー »
会員について
特典がいろいろ♪ »
会員ログイン
有料会員専用ページ »
ブックぷらす
毎月届く絵本の定期便 »
自由記入でのご注文
サイト未掲載品でもOK! »

休業日は原則発送はありません。