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5大昔話を含む全13話、方言を使わず、今の子供達にわかりやすい言葉で再話されています。低学年の子でも読みやすく、耳で聞いた時の日本語のリズムの面白さを大切にしたとのこと。早速、末っ子（小2）に1話選んで音読してもらったところ、時々つかえるものの初見で読みきることができました。昔話の痛快さだけでなく、残酷さや怖さなどもそのままなので、久しぶりに聞く「カチカチ山」には改めてびっくり。とは言っても昔話を聞くのってやっぱり面白いですね！

（コプタ通信2024年10月号より　ちひろ）

日本のむかしばなしは、日本人のくらしの中からうまれてきたおはなしです。おかしい話、こわい話、いろいろありますが、今の子どもたちにも楽しめる十三話を選び、方言を使わずに再話しました。

日本語のリズムを生かした文章は、読み聞かせにふさわしく、低学年からはひとりでも読める、むかしばなし集です。

『はじめての古事記　日本の神話』で、伝承文学の子ども向け再話に取り組んだ「子どもの本研究所」の竹中、根岸両氏が、今の、そしてこれからの子どもたちに向けて編んだ、日本のむかしばなし集。お話の語り手としての長年の経験をもとに、13話を選び、日本語の語りのリズムを生かして再話しました。

声に出して、ゆっくり読んで、お話の世界を楽しんでください

（出版社サイトより）