きこえないこえ

  • きこえないこえ/内田麟太郎・竹上妙
  • 1,400円+税(10%税込1,540円)
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商品の説明

岬に現れる一頭の老いたゾウ。ゾウは海から現れた「ともだち」に語ります。昔のこと、そして自分が「さいごのゾウ」になるまでのことを…。密猟問題をテーマにしています。淡々とした文で、淡々と綴られるゾウの話は過剰な言葉でないからこそ悲痛さがあり、ゾウの抱える無念さが伝わって来ます。竹上さんの絵の迫力のある力強いタッチが、人間には聞こえないゾウの声を映し出しているかのよう。しんと耳を澄ませたい本です。

(コプタ通信2024年5月号より ゆずりはすみれ)

人には聞こえない超低周波を使って会話をすることができるといわれている、ゾウとクジラ。

象牙を目的に、人の手により乱獲された結果、群れの中で最後の一頭になってしまったアフリカゾウは、はるか沖にいる友、クジラにむかって、自分たちアフリカゾウの来し方を静かに語り出した……。

愛する仲間たちをつぎつぎと見送り、いまは独りになってしまったゾウがクジラに伝えたかったこととは――?

作家・内田麟太郎氏が『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』(ライアル・ワトソン ・著, 福岡伸一、高橋紀子・翻訳/木楽舎)にインスパイアされて紡いだ意欲作。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: 内田 麟太郎
絵: 竹上 妙
内容: 32ページ
製作: 佼成出版 (日本)
初版発行日: 2024年01月30日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。(スタッフ紹介ページへ

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