商品の説明

仏教のお経の中でもポピュラーな般若心経。元々は著者の88歳の母親のために作られたこの絵本は、子どもたちが読むことも想定されて平易な言葉と表現で般若心経のメッセージを訳しています。私たちの生きる世界や命に対して大きな眼差しを向ける仏教の思想。「理解する」よりも「感じる」ことを大切にして読みたい本です。やわらかくやさしいタッチで動植物を描く絵も、そっと寄り添ってくれます。

（コプタ通信2024年1月号より　ゆずりはすみれ）

短くても奥深いお経をやさしいことばと美しい絵でつづる珠玉の絵本。一般の読者（とくにご高齢の方）に向けて、般若心経の「空（くう）」の考え方をわかりやすく説きます。絵本の題材として画期的な発想の、心に沁みるメッセージ。英文付き。

「この絵本は、もともと、『般若心経の写経をはじめたけれど、意味がわからないから説明がほしい』という88歳の母の要望で作った、まったくプライベートの手作り絵本でした。それを、仏教書の出版において長い歴史と知見をお持ちの春秋社さんから刊行していただけるのは望外の喜びです。贈り物のようにふとうまれた絵本を、さまざまなご助力のもと、心をこめてあらためて仕上げました。般若心経のたたえる深い静けさとその安らぎが、読者のみなさまのお心にも届きますように。」（著者より）

（出版社サイトより）