「ブルーノ・ムナーリ」展2018-19 公式図録
ブルーノ・ムナーリ
- ブルーノ・ムナーリ- 図録
- 2,593円+税(10%税込2,852円)
054-251-8700
ブルーノ・ムナーリの決定版
商品の説明
久しぶりのムナーリ展(2018年-2019年にかけて国内4カ所で巡回)にあわせて、素晴らしい本が出版されました!
ムナーリの主な作品を網羅しているのはもちろんですが、「未来派」として活動を始めた当初から、1998年に発売された腕時計Swatchまで、彼の長年に渡る活動が、わかりやすくまとめられています。
作品になる前のスケッチなどの資料も豊富ですし、本も表紙だけでなく中身も紹介されているものが多いので、すでに作品集をお持ちの方でも、新たな発見があると思います。
とりわけ、子どもの本に関する章は興味深いものがあります。息子アルベルトのために作った一連の作品「1945シリーズ」、代表作「闇の夜に」「きりのなかのサーカス」、「本に出会う前の本」「プラスマイナス」などダネーゼ社から出版した「Edizioni per bambini」なども紹介されています。
最後の「論考」の章も、読み応えのあるものが4本掲載されていて、ファンには一読の価値があります。まさに、「決定版」にふさわしい内容です。
クリエイティブの魔術師、ブルーノ・ムナーリの全て
希代の表現者であり、クリエイティブの魔術師、子どもといっしょに遊ぶ人、ブルーノ・ムナーリの全てが分かる決定版。
真に「子どものこころ」を持ち続けたブルーノ・ムナーリは、画家、彫刻家、グラフィック・デザイナー、インダストリアル・デザイナー、発明家、著述家、そして「子どもといっしょに遊ぶ人」――と、あらゆる顔を持つ希代の表現者として、世界中のクリエイターから尊敬と憧れをもって愛されてきた。
生誕111年、没後20年となる2018年に神奈川県立近代美術館、北九州市立美術館、岩手県立美術館、世田谷美術館の4館で日本最大級の回顧展が開催され、展覧会ではその全生涯にわたる作品約300点を展示、そのうちの約150点が日本初公開。その活動の自由さ、幅広さから全体像を捉えきれなかったムナーリの全貌が紹介される。本書はその公式図録兼書籍であり、全てのクリエイターへのバイブルとなる永久保存版。
目次
- プロローグ:未来派の頃
- 絵はあらゆる箇所が生きている
- 子どもはすべての感覚で世界を認識している
- どんな素材にもファンタジアへのヒントがつまっている
- 考古学のアイデアを美術の領域に取り入れる
- みんなの美術にたどりつきたかったら
- 作品は無限の変化の一つとして出現する
- どれほど多くの人が月を見て人間の顔を連想するか
- エピローグ:アートとあそぼう
【展覧会情報】
「ブルーノ・ムナーリ展」
- 日時:2018年4月7日(土)〜2018年6月10日(日)
- 会場:神奈川県立近代美術館 葉山館
- 日時:2018年6月23日(土)〜2018年8月26日(日)
- 会場:北九州市立美術館
- 日時:2018年9月8日(土)〜2018年11月4日(日)
- 会場:岩手県立美術館
- 日時:2018年11月23日(金)〜2019年1月27日(日)
- 会場:世田谷美術館
※本書は本展の公式図録兼書籍です。
◆ブルーノ・ムナーリ
1907年、ミラノ生まれ。
1930年代にイタリア未来派の一員として最初期のキネティック・アートでありモビールの先駆けとなる《軽やかな機械》そして《役に立たない機械》を発表し、広告や雑誌のデザインを手がける。第二次世界大戦後は具体芸術運動やプログラムド・アートなど現代美術の先端や芸術家たちと広く交流を持った。
また、しかけ絵本の制作、照明や家具などのインダストリアル・デザインの仕事も数多く手がける。晩年は子ども向けのワークショップを考案、遊具なども数多く発表。親日家であり、美術評論家の瀧口修造や作曲家の武満徹らと交流した。
1998年、ミラノ没。
(出版社サイトより)
商品詳細
執筆: | 酒井忠康、アルベルト・ムナーリ、岩崎清ほか |
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寸法: | 26×19cm |
内容: | 384ページ(並製本、図版約480点) |
製作: | 求龍堂 |
初版発行日: | 2018年04月07日 |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。