じょやのかね

  • じょやのかね/とうごうなりさ
  • 1,200円+税(10%税込1,320円)
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商品の説明

白黒の版画の絵本です。「ぼく」の心情でお話は進みます。大晦日は年が明けるまで寝ないで待っている特別感があります。じょやのかねを鳴らしに行くために外に出ると冷たい空気に鼻がツンとします。お寺には人がたくさん並んでいて、甘酒をもらい体を温めながら順番を待ちます。いよいよ順番が来ると祈りながら、勢いよくうちます。ゴーンという音が静かな空気にこだまします。

私も家族とお寺に行き、甘酒をいただき、じょやのかねを鳴らしたことがあります。真夜中の静けさと、冷たく澄み切った空気。パチパチとかがり火の音と火の温かな色。いざ、鳴らすその時には、じょやのかねのその大きい存在感に圧倒され、ちゃんと鳴らせるか心配にもなりました。そしてお腹にまで響くゴーンという音。新しい年の合図を聞き、鳴らせたことに幸福感でいっぱいになるのです。この絵本の中の、男の子の気持ちになってじょやのかねを鳴らすまでの過程をぜひお楽しみください。

(スタッフちさ/「絵本のじかんVol.7お正月」より)

初めて除夜の鐘を撞きにいく男の子の物語

大晦日の夜、男の子が、はじめてお父さんと除夜の鐘を撞きにいく緊張感を、版画で表現した絵本です。お父さんと一緒に歩く普段とは表情の違う夜の道、寒さの中で飲む甘酒のおいしさ、鐘の重み、そして新しい年に変わる瞬間の期待感。満天の星空の下、お父さんに手を引かれて家路につく男の子の後ろ姿が、何とも忘れがたい印象を残します。

(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 4歳~
さく: とうごう なりさ
寸法: 28×23cm
内容: 32ページ
製作: 福音館書店 (日本)
初版発行日: 2017年11月05日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

2児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。(スタッフ紹介ページへ

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