商品の説明

女の子ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると、玄関のベルが鳴り、とてもお腹がすいているトラが入ってきます。二人はサンドイッチやパンやビスケットやケーキや牛乳やお茶を「どうぞ。」と差し出すと、トラは二人の分も全部平らげてしまい…。

なんの見返りもないトラへのもてなし、最後までトラに優しい二人。帰ってきたお父さんも文句一ついいません。でも、ナチスの手を逃れて他国に逃亡した経験を持つ作者には、このことに大きな意味がきっとあるのだと思います。絵はとても綺麗です。

（コプタ通信2022年2月号より　柿田）

ある日、ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると…、「ごめんください。ぼくとてもおなかがすいているんです。おちゃのじかんにごいっしょさせていただけませんか。」と毛むくじゃらのとらがはいってきます。そこでお母さんは言います「もちろん、いいですよ。どうぞおはいりなさい」ふたりは次々に食べものをすすめ、それを、とらはぜんぶ食べてしまいました。家じゅうの食べ物も飲み物もなくなってしまうまでです！

（出版社サイトより）