オルゴールに耳をすます
スイスの名門リュージュ社のオルゴール
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リュージュ社のコレクターズ・オルゴールベル
毎年クリスマスになると登場する、リュージュ社のオルゴールベルです。
1865年から常に世界最高のオルゴールを目指し、音の芸術品として数々の名品を残してきた、スイスリュージュ社のコレクターズベルをご紹介します。
コレクターズ・オルゴール・ベルは、1975年以来毎年絵・色・曲を変えて限定生産されています。 スイスの伝統を受け継ぐ職人技と洗練されたオルゴールの音色は世界中の人々を魅了してやみません。(リーフレットより)
神秘の鈴 オルゴールボール
紀元前ヨーロッパのドルイドと呼ばれる古代ケルト民族の修行僧たちは、自然と一体化し、深い瞑想を行なうためにドルイドベルと呼ばれる神秘的な鈴を作り出しました。
その後ドルイドベルはオルゴールへと発展。基となったドルイドベルの存在は忘れさられようとしていました。しかし20世紀の初め、ドイツ人の銀細工師がドルイドベルの存在を発見、いくつかが復元され、その複製が作られるようになりました。ドルイドベルは米国で広まり、その美しい音色と優れたデザインで世界各国にも広まっています。
最近では音や香りなどをストレスの低減や精神の安定、集中などに役立てようとの試みがなされています。オルゴールボールが奏でる音色は聞く人に心身のストレスの低減や、脳波をアルファー波やシータ波の状態に導くなどの優れた効果があるといわれています。ボールだけでなく身近な小物としてペンダントやキーホルダーに加工されています。
ドルイドベルを瞑想の道具としていたドルイド達は、音が体や心に与える影響を既に太古の昔から心得ていたと思われます。
オルゴールボールの内部
オルゴールボールの中にはオルゴールの櫛歯と同じものが並んでいて、ここに小さな真鍮の破片がぶつかり、弦は様々な長さになっているためそこから神秘的な音が聞こえてくるのです。ひとつひとつ手作りのため、個々の音色や仕上げが微妙に異なり、個性的な輝きを持っています。
オルゴールボールの仕様
- 下地素材:ジャーマンシルバー(銅、亜鉛、ニッケル合金)鉄はふくみません。
- 表面:シルバーメッキ(スターリングシルバー925)、月星などの彫刻部のゴールドメッキ(合金)、ケルトシリーズの細工(スターリングシルバー)
- 子どもが舐めたり、口に入れたりすると危険です。子どもの手の届かないところでご使用下さい。
シルバー部分の変色・黒ずみについて
- シルバー部分の表面はシルバーメッキです。手の水分や油分、さらには空気に触れることで変色します。
- 使い終わったら銀磨きのクロスでよく拭いてください。
- どうしても時間と共にツヤは失われ、黒ずんできますが、音色への影響はありません。
- これもある種の味と考えていただいて末長くご愛用いただけたらと思います。
メルヘンペンダントと同じ?
かつて違うメーカーの「メルヘンペンダント」という名前の商品も並行して扱っていましたが、現在では生産中止となってしまいました。基本的には同じものです。
ドルイドベル
手のひらに乗せて音色を楽しみます。サイズが大きいほど低音部が豊かに、小さいほど高音が鮮やかに響きます。
ペンダントヘッド
揺らすと小さな澄んだ音を奏でるペンダントヘッド。お好みのひもや鎖に通して、ペンダントはもちろん、キーホルダーやストラップにしても素敵です。