施工の様子
HAGSの施工の様子は、設置する遊具の規模により、1日で終わるものから数週間かかるものまで様々です。いさみ保育園での施工はのべ9日間にわたって行われました。
地盤工事(1日)→本体設置工事(7日)→埋め戻し(1日)
いさみ保育園は、百町森から近いということもあり、施工の様子をじっくりと見ることができました。現場監督の須田さんからもお話を伺うことができ、今までの疑問点が解消すると同時に、HAGSの施工システムの合理性がよくわかりました。
1日目
小雨。ショベルで地面を掘ります。小規模の遊具の場合は、柱の下だけ掘ることもありますが、今回は柱がたくさんあるので、遊具の下を全体的に掘ることになりました。約70cmほど掘り下げて、砂利を敷き、突き固めます。
2日目
部材を積んだトラックが朝一番で2台到着。午前中は荷下ろし、午後は部材に金属パーツをあらかじめ付けておくなどの下準備をします。
3日目
既存部分に近いところから組み始めます。基礎とアンカーボルトを取り付けた柱を立て、柱同志を梁や床・パイプなどでつなぐことによって安定します。炎天下での作業となります。
4〜5日目
ラダーやジャングル、フラットネットなどの小物パーツを取り付けます。かなり、完成のイメージに近づいてきました。
6日目
大物の屋根が取り付きました。これも人力で下から持ち上げます。最後の作業は、チューブスライドの取り付け。上から順番にステンレスのパイプを連結していきます。最初のうちは、高い場所なので、作業の足場も悪く時間がかかりますが、進むにつれてだんだんスピードアップしていきます。これで遊具は完成です。
7日目
組立が完了したので、一時駐車場に置いておいた掘った土を戻します(埋め戻し)。突き固めた後、砂を入れて完成です。