オーガニックコットンを使ったナンヒェン人形

きっかけは、私の二人の子どもたち、アナとパウルに人形を作り与えたことでした。「こんな手づくり人形を、他の子どもたちのもとにも届けたい」。そんなアイデアを得て、工房を開いた頃には、アナやパウルの人形が生まれてから、もう何年もの月日が流れていました。工房の名、ナンンヒェンは、私自身の名前からとったものです。その当時から今日まで、私たちのめざす目的はひとつ。オリジナルデザインの人形を、柔らかな自然素材から作り出すことです。

こうして、私と私の夫ペーター・ゼントケが、人形のデザインと製作を始めたのは1983年。人形たちは、シャウエンブルク・マルティンハーゲンにある私たちの工房で手づくりされます。顔はひとつひとつ、私ナナ・ゼントケが、自らの手で描いています。

ひとつひとつの製品全体のあり方を、愛情込めて考案し、丁寧な手作業で製作、そして手書きの顔で仕上げる。これがナンヒェンならではの人形誕生のゆえんです。だからこそ、私たちのもとを去っていく人形たちが、子どもたちのお気に入りになってくれるのでしょう。

製品の素材は、ビオランド(kbA)のオーガニックコットン、詰め物も同じく100%ビオランド(kbT)育ちの羊から採られた羊毛です。

そして、この人形を手にする子どもたちが、私たちの人形とのつきあいに多くの喜びを感じてくださることを臨みます。

ナンヒェン社のベビー人形

ドイツのナンヒェン社の自然素材のベビーシリーズです。

おもちゃ