ゲームは楽し(幼児からのゲーム)

現代人の子育ての知恵 ゲーム

紙おむつの発達などで現代の子育ては楽になったはずなのに、なぜか子どもの育ちはむしろ心配されていますね。がんばりがきかない子ども、人間関係を作るのが下手な子ども。ついつい私たち大人は、時間に追われて子どもと向き合うことを忘れがちです。

一方通行で、閉塞的な遊びであるテレビやファミコンの弊害は数々指摘されています。でも、具体的に何をしてやればいいのか。しかも、ちょっと手軽にというとあまり思いつかないものですが、そんな時、ゲームはすごく威力を発揮します。「指先を使う」「相手に問いかける」等々、子どもの成長にとって必要なたくさんの要素があります。子どもの勝ちたい気持ちを育てることも大事です。勝ちたい気持ちということと、競争心とは違います。最後は自分に勝つということにつながる闘争心は大事です。ゲームは、核家族化した現代人の子育ての知恵ですね。

「やる気」も育ちます

大人同士ではルールがあれば、誰とでもゲームができますが、子どもとは信頼関係がないとゲームはできません。親がゲームで子どもと真剣に向き合うので、子どもは安心するし楽しい。こうした所に「やる気」を育てる要素もあります。

ゲームのいいところは、小さい子にだって勝てるものが多くあること。運が大きく作用したり、絵合わせのようなパターンで記憶するものは子どもの方が強かったりするので、大人も真剣に楽しめます。得意・不得意もありますから、ゲームの種類を多くしておいてやりましょう。

うちでは、子どもが寝る前にゲームをやるので、最後に子どもが負けて泣かれたら、寝かすまでに時間がかかるので、子どもが勝てそうなゲームを一番最後にやったりしています。負けるとくやしいという経験も、感情を育て、人格を形成していくことに役立っていくものと思います。

(柿田友広)

百町森のお薦めゲーム

ボードゲーム、カードゲームの世界でも、絵本と同様に、ロングセラーや新作が存在します。ロングセラーは、時代を超えて愛されてきただけに、面白さは折り紙付きです。ここでは、そんなロングセラーを中心にお薦めのゲームを紹介します。

種類別ゲーム

ゲームは、「運」と「実力」という2つの側面を持っています。運は、小さい子も大きい子も大人もみんな平等なので、誰もが勝つチャンスがあります。一方、実力には、記憶やスピード、器用さなど色々な種類があり、子どもによって得意・不得意があります。色んな種類のゲームを用意することで、勝ったり負けたりのバランスが取りやすくなります。

コンパクトでお手頃なカードゲーム

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2人用ゲーム

将棋やオセロ、バックギャモンなど、2人用ゲームってちょっと大人っぽいですよね。考える要素が多かったり、かけひきの要素があったり…

ここでは、2人用ゲームに的を絞って、子ども用から大人用まで色々とご紹介します。

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メーカー/ブランド

ゲーム作家に比べるとメーカーごとの個性の違いはわかりにくいかもしれませんが、厳然としてあります。

わかりやすいのは、シュテッフェン社やドライマギア(現在は大手のシュミット社に吸収されてしまいましたが)のような小さなメーカーで、社長自身が作家だったり、懇意の作家の作品を愛情を持って商品化しています。

木製で戦略ゲーム中心のギガミック、サッカーゲームに特化したミーク社、言葉の発達に注目したリンゴプレイ社など中小メーカーには個性的なところが多いです。

セレクタやハバなど、もともと木製おもちゃを作っているメーカーは、やはり木製のパーツを上手く使っていたり、3歳前後からの小さい子向けにも力を入れています。

ラベンスバーガー、アミーゴ、シュミット、コスモスなど大手メーカーは、大人向けのゲームがもともと充実している中で、子ども向けにも力を入れるようになってきています。

「ゆうもあ」が認定するお薦めゲーム

「世界のボードゲームを広める会ゆうもあ」が認定するお薦めゲーム、その名も「ゆうゲームズ」をご紹介します。年間60回を越えるボードゲームイベントを実施する『ゆうもあ』のスタッフの方々が厳選し自信を持ってお薦めするだけあって、どれも面白いものばかりです。

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マッチ箱のゲーム

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サイコロ・ダイス(dice)

サイコロの基本パターン

サイコロは、「サイコロ型」と言われるように、正六面体(立方体)がよく使われています。また、印字されている数も1、2、3、4、5、6をドット(点)の数で表現したものが基本です。 その場合、1の裏面が6、2の裏面が5、3の裏面が4と、足すと7になる組み合わせになっています。

数のバリエーション

ドイツの子どもゲームでは、1、1、2、2、3、3など、大きい数を使わないサイコロもよく登場します。これは、すごろくなどで、1を出した子と6を出した子の差が付き過ぎて、ゲームが面白くなくなることを防ぐことになっています。 極端な話、1と2しかなければ、差が付きにくいわけです。この辺りは、ゲームを考案する作者の意図が反映されているわけですね。多くの子どもゲームでは、そのゲーム専用のサイコロが使われているのは、そのためです。

一方、数ではなく、色のサイコロもあります。色を使ったゲーム(クイップス、キャッチ・ミー!など)で活躍します。

形のバリエーション

正6面体のほか、正4面体、正8面体、正12面体、正20面体や、60面、120面なんてのもあります。さらに、いびつな形の「スキューダイス」や球体もあります。

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全ゲームリスト(2013年4月)

百町森で扱っているゲームの「ほぼ」全アイテムです(2013年4月現在)。どちらかというと、資料的意味で公開しています。当時をご存知の方は、懐かしがっていただけるのではないでしょうか。

店頭と在庫を共有しているため、ものによっては、在庫がなく、取寄せになるものがございます。また、「在庫限り」の表示がなくても、もう入荷しない場合もあります。ご了承下さい。

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