シュテッフェン社の美しい木製ゲーム
シュテッフェン社のゲームに出会ったのは、2007年10月ドイツ・エッセンの「ゲームの日」ででした。ものすごい数のゲームメーカーが出店するこのメッセの中で、私がダントツ一番に気に入ったのがこのメーカーなんです。
まず惹かれたのは、美しく落ち着いたパッケージデザイン。「ベニス・コネクション」など初期のドライマギア社を思わせます。手に取ってみると、これまたシンプルで美しい木製のコマ。デザイナー兼社長のシュテッフェン・ミュールホイザー氏の説明を聞きながら、いくつかのゲームを遊んでみました。2人用の思考ゲームがメインですが、ほかにも記憶系やアクション系など色んなタイプのゲームがあります。
翌年2月のニュルンベルク見本市にも彼が出店するということで、柿田にも遊んできてもらいました(写真は、「カロ」をプレイする柿田とミュールホイザー氏)。もちろん柿田も大変気に入り、あとは輸入元が決まるのを待つばかりでした。そして、今回めでたく日本での発売が決まり、私たちも大変喜んでいます。子どもはもちろんですが、大人も楽しめる内容と、美しいパッケージをぜひ手に取って下さい。(2009年10月佐々木)
シュテッフェン社公式サイト www.steffen-spiele.de
2003年にできたこの会社は、もともとグラフィック・デザインの仕事をしていた Steffen Muelhaeuser (シュテッフェン・ミュールホイザー)氏が、数字と模様の世界に魅せられてゲームを開発しはじめたのが出発点です。これまでに15のゲームで「シュピール・グート SPIEL GUT」の認定を受けています。どれもシンプルなルールでありながら、進むにつれて白熱してくるゲーム内容が魅力。美しいデザインのパッケージは大人の方にも喜ばれそうです。コンパクトなサイズなので、旅先に持っていけば盛り上がること間違いなし!(輸入元アトリエ・ニキティキの紹介文より)