種類別ゲーム
ゲームは、「運」と「実力」という2つの側面を持っています。運は、小さい子も大きい子も大人もみんな平等なので、誰もが勝つチャンスがあります。一方、実力には、記憶やスピード、器用さなど色々な種類があり、子どもによって得意・不得意があります。色んな種類のゲームを用意することで、勝ったり負けたりのバランスが取りやすくなります。
運
ゲームには、「運」と「実力」の要素があります。「運」はだれにでもチャンスがあります。年齢が低いうちは「運」のゲームで楽しみましょう。
大きくなるにつれ、徐々に「実力」の要素が大きくなりますが、それでも「実力100%」のゲームはあまりありません。逆に実力のみのゲームは、弱い人に勝つチャンスがない分、面白みに欠けるともいえます。
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子ども向けのドミノ
運で決まるやさしいゲーム
ドミノ(牌、札、カード)はどちらにつなげていってもよい。また90度曲げたりするのも自由(ここではダイスの目で説明しています。本当のドミノの遊び方はこれとは違います)。
日本では「ドミノ倒し」以外では、ほとんど遊ばれていませんが、ドミノは世界各地でさまざまな形で遊ばれている人気の高いゲームです。
このドミノとは別に、子ども向けの"Bilder-Domino(絵ドミノ)"と呼ばれる種類のゲームがあります。ドミノ本来のルールから高度で戦略的な部分を省き、ドミノの一番基本となる「同じ数字をつなげる」という点にしぼり込んでいます。ゲームに慣れていない子どもにとっては、このルールの単純さと戦略性の低さ(つまり悩まなくてもよい)が遊びやすいわけです。また、ダイスの目の代わりに絵や色を使っているので、子どもにとっても親しみやすくわかりやすいのも特長です。
ルールはとてもシンプル。場に出ているドミノ牌の両端にある絵や色(本来はダイスの目)と同じ絵や色のドミノ牌をつなげていきます。自分の手持ちのドミノ牌がなくなったら上がりです。手持ちのドミノ牌が出せない場合は、山から牌を引いてきます。手持ちの牌をオープンにして遊ぶと、小さい子にアドバイスしてあげることもできます。
手持ちの牌が場の牌につなげられるかどうか、さえわかればゲームに参加できますので、小さい子の初めてのゲームとしてもお薦めです。戦略性はほとんどないので、勝負は最初の手札でかなり決まってしまいます。異年齢で遊んでも小さい子が勝てる可能性のあるゲームです。
3才くらいから遊べます。
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すごろく・レースゲーム
「すごろく(双六)」は、かるたやコマと並んで、お正月によく遊ばれますが、本当はいつ遊んでも楽しいものですよね。
さいころを振ってコマを進め、早くゴールに到着したプレイヤーが勝つというシステムは共通ですが、ドイツでは、数がわからない小さい子用に色の目で進んだり(テンポかたつむり、オートレース)や、立体的な山を登っていく途中に落とし穴があったり(ロッティ・カロッティ)、同じマスに止まったらおんぶする(こぶたのかけっこ)といった数々の工夫がされています。
日本のすごろくは、近道を作ったり、ふりだしに戻したり、ある動作をさせたりという方向に進化しているようです。ここでご紹介するのは、絵本作家による現代のすごろく、そして昔のすごろくです。
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かるた
かるたは「貝合わせ」「百人一首」から続く日本の伝統的なゲームの一つです。今も様々なバリエーションが生まれています。
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色・形の認識
色や形は、ことばや数などよりも早い段階で認識できるようになります。できることを充分に発揮すること=遊びと考えると、こういった遊びをすることは大切です。
おもちゃはもちろんですが、ゲームにおいても、色・形をテーマにしたものがたくさんあります。
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協力系のゲーム
ゲームの本質は、一定のルールの中で勝ち負けを決めること、にありますが、その中で、この協力系のゲームというのは、一風変わった立ち位置にあります。そのほとんどは、プレーヤー全員でミッションを完了すれば全員が勝ち、完了できなければ全員が負けになるシステムです。
本来のゲームのあり方とは異なるので、こういったゲームばかりだと困りますが、バリエーションとして考えると充分面白いと思います。協力して一つのミッションを成功させるということは、各プレーヤーの状況を見て判断したり、全体の勝ちのために譲ったりといったチームプレイの感覚を味わうことができます。また、勝ち負けにこだわる子にも、全員が同じ結果になる協力ゲームが有効な場合があります。
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感覚を生かしたゲーム
ここでは五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、嗅覚、触覚)のうち、特に触覚と聴覚に関係するゲームを紹介します。
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スピード・早い者勝ちのゲーム
かるたなどの瞬発力を生かしたゲーム、ウェイキックのように、ボールの早い動きに対応するゲーム、ウボンゴのようにパズルでありながら、制限時間があって焦るゲームなどをご紹介します。
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バランス、器用さなどのゲーム
ほとんど説明不要なこの手のゲーム。何と言っても有名なのは「ジェンガ」でしょう。難度や、崩れた時の対処方法、運の要素の有無などで、色んなバリエーションがあります。また、器用さの中にはボールをコントロールするスポーツ系のゲームも含まれます。
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カンも大切
「勘」って、「物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力」のことだそうです。ゲームにおいても、色々な可能性を論理的に考えたり、他のプレーヤーの出方を予想したり、はたまた運に任せたり、色んなアプローチがあります。
でも、最後は直感!もしくはヒラメキ!みたいなところもありますよね。そんなゲームを紹介します。
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パズル要素の入ったゲーム
パズル的な要素、迷路的な要素は、本来ひとり遊びに向いているのですが、それをゲームに仕立てるのは、ゲーム作家の腕の見せ所かもしれませんね。
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知識のゲーム
「知識のゲーム」というと、お勉強みたいな感じになって、ゲームとしての面白さに欠けるものも多い気がします。
ここでご紹介するのは、ゲームとしても楽しめるように工夫されたものです。
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数を扱うゲーム
「算数が苦手な子にいいゲームって何かありませんか?」
店頭で、時々こう聞かれます。そして、その気持ちよ〜くわかります^^
でも勉強に近づくほど、即効性を求めるほど、楽しさからは遠ざかるんですよね〜
むしろ即効性は求めず、楽しく遊ぶ中で数に親しめるようなゲームをまとめました。
計算したり、順番にならべたり、数を扱うゲームです。
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推理が重要なゲーム
推理とまで行かなくても、相手の手を予想するのは、ゲームの基本的な要素です。ここでは、推理的な要素が重要な役割を果たすゲームを紹介します。
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バックギャモン
バックギャモンの歴史は古く、一説には6000年前のギリシャで生まれた・・・と言われています。日本でも、インド・中国を経て渡来し、江戸時代には盤双六という名前で、すでにあったそうです。これが変形して今に伝わったものが、普通の双六なんですね。
双六と言うと、サイの目の偶然性で勝敗が決まるように思われがちですが、バックギャモンは、冷静な判断と状況分析が必要です。時に直感がモノをいいます。とにかく奥の深い面白いゲームで、江戸時代には庶民の間で大流行し、その高いギャンブル性から、幕府が御法度にしたという話も残っている位です。
私も若い頃、このゲームの虜になって以来、二十年以上の愛好家で、「一番好きなゲームは?」と問われれば、迷わず「バックギャモン」と答えてきました。(相沢)
2つのサイコロを振り、出た目に従って自分のコマを進めて、15のコマ全部をゴールに入れれば勝ち。ルールは簡単ですが、ただの双六と違い、考える要素が多いので、小学校中学年くらいから。2人で遊び、15分くらいで決着が着きます。
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チェス・将棋・碁
頭脳を使った真剣勝負
チェスの原型は7世紀のインドのゲーム chaturanga と言われています。それが、西に伝わってチェスに、東に伝わって中国の象棋(シャンチー)に、さらに中国を経由して日本に伝わったのが将棋になったというのが定説です(中国を経由せず、タイなどの東南アジア経由という説もあります)。
将棋を知っている方ならチェスのルールもすぐ理解できると思います。一番大きな違いは、取った駒はもう使えないという点です。ヨーロッパでは「ゲームの王」と呼ばれるチェス。初めての方も、入門書片手にどうぞ楽しんでみて下さい。
一方、将棋はかつてに比べると、遊ぶ子どもが少なくなった感がありますが、最近になって「どうぶつしょうぎ」などの親しみやすい簡易タイプが登場したのはうれしい限りです。ここから入って、将棋に進む子が増えるといいですね。
囲碁は「ヒカルの碁」ブームも去りましたが、将棋同様「よんろのご」のような子ども向けのパズルが出てきたので、こちらも広がる予感がします。
チェス・将棋・囲碁などの伝統ゲームでは、駒と盤は、通常別々に売られていて、それぞれに色々な種類があります。百町森では、その中から入門者にお薦めのものをおすすめしています。