鉄琴と木琴
鉄琴も木琴も、音板の素材の持つ音色をじっくり味わうことのできる楽器です。力まかせに、あるいはやみくもに叩くのではなく、よい響きをイメージして弾いてやると、どれも表情豊かな音を奏でます。子どもに与える時、是非大人がよい手本を見せて下さい。
乳児期は、きれいな音色で音も小さい鉄琴を大人が弾いて聴かせるとよいでしょう。
音階について
百町森では、主に下の2つの音階の楽器を取り扱っています。
- ダイアトニック:ピアノの白鍵に相当する「ドレミファソラシ」の7音階。小学生くらいからおすすめします。
- ペンタトニック:ダイアトニック7音から2音抜いた5音階。「ド・ファ」を抜いた「レミソラシ」がよく使われます。シュタイナー教育では乳幼児期にふさわしいとされ、百町森でもおすすめしています。
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ゾノア社のグロッケン
1875年に創業したゾノア社は、世界的にも有名なパーカッション・メーカーです。日本でも「ソナー社」と言えば、ドラム界のベンツと言われるほどです。このメタルフォンは合金鋼を使い、1つ1つの音板の裏側を削って正確な調律を施しています。クリアな音色と自然なサスティン(減衰)が特徴です。
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アウリス社のグロッケン
スウェーデンのストックホルム近郊にあるアウリス社は、社長の音に対するこだわりを大切にしているメーカーです。グロッケンの音板は真鍮製で、かまぼこ型の断面からは輝きのある倍音豊かな響きが生まれます。軽やかで高音域の倍音に包み込まれるような暖かい響きが特徴です。
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木琴
木琴は、鉄琴と比べてサイズも大きく、打棒も長めなので、音量も大きめになります。
また、残響が少ないので、弱く叩くとポコポコといった短い余韻に、強めにしっかり叩くと少し余韻が残って、気持ちのよい響きになります。
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