2歳児期
固有感覚受容と巧緻動作の獲得
(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)
固有感覚受容は人の生活に必要で、あらゆる動作に使用する感覚機能です。2歳児は多様な身体の動きを学びますが、運動が不十分な子どもは、脳の未熟な運動神経を残存させています。それ故に、粗大動作、巧緻動作運動、反射神経抑制運動(未熟な神経反射を抑える運動)、バランス感覚運動等を取り入れることで、子どもの生活環境の多様な刺激を受け入れやすくしてあげます。
早く気づいてあげたい発達のポイント
視覚 | 子どもを鏡の前に連れてきて、しばらくの間、鏡に写る自分の姿を見ますか? | 約3秒間、鏡の中の自分の姿を注意深く見るならば安心です。 |
手の運動 | 子どもは人差し指を他の指と分けて、独立的に使いますか? | 絵本の中の動物や自動車を正しく指で示せば安心です。 |
身体の運動 | 片足だけでバランスをとりながら立つことが出来ますか? | 両足とも出来れば安心です。 |
言語 | 二つの意味のある単語を使って声に出しますか? | 「ママ」「ちょうだい」「ワンワン」など単語をきちんと使えれば安心です。 |
聴覚 | 「○○先生どこ?」と言われて、その先生のいる方を探そうとしますか? | 探そうとしているならば安心です。 |