ハイコ・ヒリック Heiko Hillig
洗練されたモダンなデザイン
- おもちゃデザイナー
- ネフ社デザイナー
- 現代美術アーティスト
ハイコ・ヒリック氏は、ネフ社には珍しい社内デザイナーです。おもちゃのデザインを学んでいた学生時代にニュルンベルク見本市のネフ社ブースを訪れたのがきっかけだったようです。
ネフに惹かれた彼ならではの、洗練されたモダンなデザインが持ち味です。でも実は伝統的な木のおもちゃの産地であるエルツ地方の出身なんですね。今年の新作「フィデルス」は初めての乳児向けおもちゃでした。彼ならではのおもちゃがこれから生まれてくる予感がします。
(コプタ通信2007年5月号より)
ネフ社デザイナーのハイコ・ヒリックさんは、未だ20才代にしてネフ社のチーフで、おまけにハンサム。なんかいかにも女性にモテそうなところがニクイ!!
おもちゃ作りで有名な旧東ドイツのエルツ地方出身です。熱狂的ネフファンが高じてネフ社に就職・・・てな所が私と同じ血を感じますね。
(相沢:コプタ通信2000年12月号)
ハイコ氏には、ニュルンベルクで3度お会いしていますが、いつも親しみを込めて話しかけてくれる気さくな方です。レインボウは彼の代表作で、小さな子から遊べるベストセラーです。キトは急に止めた時の、玉の動きが面白いネ。(柿田:コプタ通信2000年12月号)
- 1971
- おもちゃ作りで有名なドイツ・エルツ地方の小さな村マウアースベルクで生まれ育つ(病院のない村だったので、生まれたのは近くのマリーエンベルク)。
- 幼少の頃から図画工作に強い興味を持ち、1983年までにエルツ地方の伝統工芸である彫刻細工とろくろ細工を覚える。
- 1990-95
- ハレ市にあるブルク・ギービヒェンシュタイン芸術デザイン大学で玩具と教材のデザインを専攻する。
- 1990
- ニュルンベルク玩具見本市でネフ社と出会い、それ以来「ネフ・ウイルス」に感染したままでいる。
- 1994
- 大学での研究課題として、レインボウRainbowを制作。
- 1995-97
- グリュンハイニヒェンにあるエルツィ社でプロダクトデザイナーとして3年間働く。
- 1996
- レインボウRainbowでネフ社デビュー。
- 1997
- ネフ社のデザイナーとして働くようになる。
- その後も、チョープCheop、クアロQuaro、キトXito、アトスAtos、イマーゴImagoを発表。
- 1997 レインボウRainbowに第1回ドイツデザイン賞(木製玩具部門)
- 1998 レインボウRainbowに連邦プロダクトデザイン賞(この賞は2年に1度のドイツ最高のデザイン賞)
- 2000 イマーゴImagoにForm賞
- 2001 イマーゴImagoにスイスデザイン賞
- 2001 イマーゴImagoにザクセン州デザイン賞
- 2001 キューブレックスCublexにForm賞
そのほかの作品
ネフ社 |
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チョープ Cheop
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キト Xito
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クアロ Quaro
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販売終了 | 販売終了 | 販売終了 | ||||
ネフ社以外 |
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ソナルス Sonarus
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