ペア・クラーセン Peer Clahsen
洗練されたモダンなデザイン
- Peer Clahsen
- 略歴
クラーセン氏の作品群がなかったら、今のネフ社は無かった・・・と、私は冗談抜きで思います。キュービクス、セラ、アングーラ、ダイアモンドなどなどの作者だと言えば、私の本などでご存知の方もいらっしゃるでしょう。
キュービクスの登場(1969年)から、もう30年。未だに変わらない美しさとグレードの高さは、他社製品の追随を許しません。
彼の才能は積木にとどまらず、ドリオをはじめとするガラガラ類、パズル、ゲームの創作も手がけ、ネフ社以外では主に建築関係でその名が知られています。また、アートの世界でもドイツ国内の各地にオブジェが作られているそうです。
いつもお洒落でダンディ・・・女性をとても大事に扱うフェミニストで、私はこういう60代に憧れてしまうわけです。
(相沢)
- 1938
- 生まれる。
- ドイツのシュバルツバルド地方で暮らす。
- 芸術コースで学んだ後、職人として修行する。
- 1961
- オブジューやゲオメと名付けた考え方による作品を数多く作る。
- 1967
- 3Dミューレ3D-Muhleでネフ社デビュー。
- その後も、キュービクス、ダイアモンド、パンタオ、プレナスなどの作品をネフ社で商品化する。
- これらの作品は、ネフ社の芸術性の基本になっている。
- 2004
- 百町森25周年記念企画「ピエール・クラーセンの日」で特別講演会