ミッフィーカルテット

  • BR20716 RAV ミッフィーカルテット
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商品の説明

ドイツの超定番ゲーム「カルテット」の、ミッフィーバージョンです。同じ仲間の4枚を集められれば、場に出すことができます。

箱には「3歳から」と書かれていますが、記憶力や推理力、観察力が大事なゲームで、おすすめは5歳以上です。カードの色がかぶっているため、他のカルテットに比べて少し遊びづらいかもしれません。ミッフィー、ブルーナが好きな方におすすめします。

カルテットの遊び方

  1. カードを配り切ったら、ゲームスタート。同じ絵柄のカードを4枚揃えて「カルテット」を作ったら、テーブルに置いてみんなに見せます。全員の手札がなくなったらゲーム終了。セットをたくさん作った人の勝ちです。
  2. カードの集め方:自分の欲しいカードを他のプレーヤーに請求します(重要!この時、自分の手札にある絵柄しか請求できません)。例:「太郎さん、黄色のなわとびを持っていますか?」
  3. 請求された人がそのカードを持っていたら:そのカードを手番プレーヤーに1枚渡し、手番プレーヤーはさらに、カードを請求できます。
  4. 持っていなかったら:請求された人は「ありません」と答え、次の人の番に移ります。
  5. 注意:手札がなくなったプレーヤーは、ゲームから抜けて、その場で見ていてくださいね。

遊びやすくするアイデア

このカルテットには、4枚組が9セット入っています。通常のカルテットは8セットなので、1セット多いですね。

これらのカードを見ると、同じ色が2セットもしくは3セット入っています。このゲームの場合、「〇〇さん、黄色のピエロをください」といった形でカードを請求するため、黄色が2セットあるとわかりにくいのです。

そこで、提案したいのは、各色1種類ずつの4セットだけ使う方法です。さらに同じ色のセットでも、その子がわかりやすいセットを選んでください。

例えば、赤(オレンジ)でも、乗り物の4枚セット(車、飛行機、ボート、自転車)と動物の4枚セット(ライオン、ぞう、きりん、シマウマ)があります。どちらが、その子にとって遊びやすいか、選んであげてください。

このように同じ色のカードを1セット(4枚)ずつに制限することで

  • 色でカードを請求できる
  • 請求された方も見つけやすい
  • セットが少ないことで遊びやすい
  • その子にとってわかりやすいカードで遊べる

といったメリットがあります。このような形で遊んで、慣れてから、別の色の組み合わせに変えたり、セット数を増やしていくと良いと思います。

ここから先はオマケ

カルテットはせめて「5歳から」

カルテットを「3歳から」にするのはかなり無理があります。このゲームでは、自分の集めているカードが、誰の手にあるのかを推理する必要があります。

自分の手番では、「誰に」「どのカードを」請求するか決めるわけですが、選択肢がかなり広いです。まだ手元にない「自分の欲しいカード」をイメージして、それを持っているのが誰かを推理して(まあ推理しなくてもカンだけでもいいです)、「〇〇さん、××をください」と言わなければなりません。

すでに自分が請求して「ない」と言われたカードをきちんと覚えておいたり、他のプレーヤーの間で、自分の欲しいカードが移動した時に、「誰が」「どのカード」を持っているかを覚えておいたり、 あるいは、他のプレーヤーの間で「ない」と言われたカードが何かを覚えておくことが重要です。これは、なかなかの集中力と観察力、記憶力が試されます。

もし簡単にするのなら、「ユニコーン・カルテット」のように、1セットの4枚を別のカード(車、飛行機、ボート、自転車など)にせず、「乗り物」といった同じカードにして、同じカードを4枚集めるルールにするとか、4枚集めるのではなく3枚とか2枚のセットにするとか、上でも書いたように、セット数を減らすとか、そういった感じでしょうか。 それでも、先ほど書いたような、記憶と推理の要素は残ります。カルテットの楽しさの本質は「見えないカードを推理する楽しみ」にあると思うので、やはり5歳から、いや、6歳からでもいいような気がしますね。

モチーフはシンプルな方がよい

それだけなら、年齢の設定を上げれば済む話ですが、このゲームには遊びにくさがあるのが問題です。ひとつは上で書いたように、色がかぶっていること。もうひとつはカードのモチーフで、低年齢向けであるほど、書かれているものは、すぐに何かがわかって、一言で言えるものがよいと思います。

その点からこのゲームのカードを見ると、「ミッフィーとぞう」だったり、「ミッフィーとなわとび」だったり、「自動車に乗るミッフィーの家族」だったり、「ジャグリングをする子ども」だったりと、一言で言いづらいものが多く含まれています。 さらにややこしいことに、ただの「ぞう」、「自転車に乗るサル」など、紛らわしいカードもあります。いろいろなところから絵を集めてきたのかもしれませんが、もっとシンプルに「車だけ」「ボートだけ」のカードにした方が、子どもには遊びやすいように思います。

(スタッフささき)

商品詳細

年齢: 5歳~
人数: 2~4人
時間: 15分
箱寸法: 12.5×8×2cm
製作: ラベンスバーガー社 (ドイツ)
分類: 記憶、推理

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ささき佐々木隆行

2000年に百町森にジョインしたw古株。2人の息子の子育て中に、テーブルゲームにずいぶんと助けられる。 『絵本の読み聞かせ』のように、『家族でゲーム』を文化として根付かせたいという思いで、毎月1回「家族でゲームの日」を開催。ホームページ、ライブ配信、オンラインイベント、動画編集、ネット・IT関連担当。似顔絵イラストはコイズミチアキ(@koizumichiaki2)さん(スタッフ紹介ページへ

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