メンシュ!
- SC9021 メンシュ
- 2,800円+税(10%税込3,080円)
054-251-8700
ドイツの家庭には必ずある定番ゲーム
商品の説明
インドの古代レースゲーム「パチーシ」をベースにした超ロングセラーのボードゲームです。
今回ご紹介する「メンシュ」はなんと1914年生まれ、104年前のゲームです。シュミット社の創業者J・F・シュミット氏が考案したゲームで、ドイツで最も知られているゲームのひとつです。
ダイスを振って、コマを進め、ゴールさせるすごろくですが、「おいおい、怒るな」という原題の通り、思い通りに行かずイライラさせられるのが、このゲームの最大の特徴です。
例えば、自分の4つのコマを4つのゴールマスそれぞれにピタリと入れる必要があったり、6が出ないとコマをスタートマスに出すことすらできなかったりするので、ダイスを振っても「何もできない〜」なんてことも多発します。
その上、自分のコマがいるマスに、他のプレーヤーのコマがちょうど止まると、振り出しに戻されるというルールが結構キツい!ゴール目前や、ようやくスタートさせた直後にこれをやられると、ホント怒りたくなります。
でも「怒っちゃダメ」ですヨ(笑)。
ひとくちメモ
ドイツの定番ゲームがついに日本上陸です。複数のコマのどれを動かすのか、他プレーヤーのコマの動きも考慮しつつ選択してプレイする戦略性が魅力です。バリエーションルールも載っているので、ハンデを付ける際の参考になります。
(コプタ通信2018年09月号より 佐々木)
歴史と仲間
パチーシが欧米で商品化される原点となったのは、19世紀末に発売されたセルコー&ライター社(USA)の「パチーシ Parcheesi」と言われています。同時期に、ドイツでは「Eile mit Weile 急がば回れ」、イギリスでは「Ludo ルード」の名前で発売され、かなり流行したようです。
20世紀に入って、ドイツでこの「メンシュ」が出たほか、イタリアやスペインでも発売されています。
ラベンスバーガー社(ドイツ)からも、「Mir kann keiner!」というタイトルで同様のゲームが出されています。イラストとデザインは、「帽子取りゲーム」のFriz Ehlotzkyで、よく似たテイストに仕上がっています。「メンシュ」をはじめ、「ルード」など各種のバージョンがありますが、コースの形状は十字形が基本になっているのに対し、この「Mir kann keiner!」では、コースが円形になっています。さらにこの円形のコースと、中央に向かって伸びるゴールエリアのデザインは、「帽子とりゲーム」によく似ていて、大変興味深い。
スタートとゴールと周回コース
この「メンシュ」のように、スタートとゴールの位置が、プレーヤーごとに違っていて、でも周回コースは共有しているタイプのボードゲームはいくつかあります。「ザップゼラップ」や「魔女の踊り」など。
ある意味、これらのゲームの元祖は「メンシュ」で、そのバリエーションと言えるかもしれません。
商品詳細
年齢: | 6歳くらいから |
---|---|
時間: | 30-45分 |
作: | Josef Friedrich Schmidt |
寸法: | 30×30cm(盤) |
箱寸法: | 33.5×23×3.5cm |
素材: | 紙、樹脂 |
内容: | 盤、ダイス、コマ24(6色×各4) |
製作: | シュミット (ドイツ) |
生産国: | ドイツ |
規格: | CE |
安全性: | 3歳未満不可(誤飲防止のため) |
初版発行日: | 1914 |
原著: | Mensch ärgere Dich nicht |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。