学生向けにコストダウンしたお買い得モデル

商品の説明

コロイ社のライヤーのラインナップは、小型ソプラノライヤーを境にキンダーライヤー、キンダーハープと大きく変わり、ぐっと大人向けの楽器の様相を呈してきます。音階は、ペンタトニック・ダイヤトニックから半音階（クロマチック）になり、弦の数も増えてきますので、より表現の幅が広がります。

ギターのような共鳴箱の構造を持っていますが、音量を大きくするというよりも、かすかな余韻までも響かせようとしたものです。また、繊細でキラキラと輝くような音色はコロイのライアーの特徴で、演奏においても、弾き手の微妙なタッチの違いも繊細に反映します。

弦の高さは２段になっていて、ピアノで言う白鍵が上に、黒鍵が下になっています。白鍵は右手で表側から、黒鍵は左手で裏側から弾きます。

このスチューデントライヤーは、学生向けにコストダウンしたモデルではありますが、35弦のクロマティック音階の作りになっており、通常のソプラノライヤー35音と全く同じ音域です。小型ソプラノライヤーに比べ幅広い曲の演奏が可能なので、かなりお買い得といえます。

両者の比較

通常のソプラノライヤー35音

スチューデントライヤー35音

やはりスチューデントライヤーはコストダウンした分、形状が単純化されています。

コロイ社には、他にもクロマチックのライヤーがあります。どれも受注発注になりますので、価格・納期はお問い合わせ下さい。

ライアーの調律について

ライアーの調律はお客様が行います。ギターやバイオリンなどの調律ができる方なら割と簡単ですが、ギターよりは少し難しいです。お友達などでできる方にお願いするのも一つの方法です。基準となる音と、合わせようとする弦の音の高さを比べて、低かったら上げて、高かったら下げる、という作業を同じ高さになるまで続けます。特別な技能というより、慣れの部分が大きいのでご心配なく。２つの音が合っているかどうかわからない方には、電子式のチューナーをお薦めします。