【Q&A】積木の基尺 どれがいい?

A:百町森は3.3cm!

積木の基尺は、大きく分けると下の4種類。積木を使った「ごっこ」遊びは3歳くらいからなので、3.3cm(もしくは4cm)がお薦めです。

「ごっこ」ではなく、少ないパーツを並べたり、積んだりして遊ぶ3歳未満なら、4〜5cmがお薦めです。

  2.5cm 3.3cm 4cm 5cm
与える年齢 小学生〜大人 3歳〜
(積むだけなら2歳〜)
3歳〜小学生 1歳〜3歳未満
主な
メーカー
商品名
アンカー石積木【B】:アンカー社(ドイツ) フレーベル積木、ウール積木【C】:デュシマ社(ドイツ)
保育つみき:ブルーダーハウス社(ドイツ)
Aつみき(大)(中)(小)【D】:アルビスブラン社(スイス)
HABA ブロックス(ドイツ)
Mつみき(大)(小)【E】:ムンツ社(ドイツ)
リグノ【F】:ネフ社(スイス)
解説・
アドバイス
(百町森が
3.3cmを
薦める理由)

凝ったものをコンパクトに作ることができる。小さいのでどちらかというと、テーブルの上向き。

アンカー石積木は、オトナでも楽しめる。フレーベルの「恩物」(第3〜6)はこの基尺。5cmちょうど半分で、キーナーモザイク【A】などネフ社の積木の多くはこの基尺。

指先が器用になってくると、この大きさが大き過ぎず小さ過ぎずちょうどよい。

建物などを作り込んでも、出来上がった物が大きくなりすぎない。遊んでも、しまってもコンパクトなところもよい。床の上で遊ぶ積木としてはベストの基尺といえる。

レンガ型なら2歳からでも遊べるし、買い足しながら小学生まで遊ぶことができる。家庭用には、長く使えるこれがお薦め。

すぐに3.3cmが扱えるようになるので、過渡的な基尺ともいえるが、ここで留まって買い足していく手もある。

ただ、3.3cmに比べると、持った際に大きすぎる感があるのと、体積比で1.7倍強のボリュームがあるので、出来上がった物が大ぶりで、保管場所も取る。

玉の道(クーゲルバーンやスカリーノなど)の基尺は4cmだが、積木とは別の独立した遊びなので、無理に合わせなくてもよい。

1〜2歳だと、「握る」「つかむ」感覚なので、この大きさがちょうどよい。

発達とともに、3.3cmが扱えるようになるので、過渡的な基尺ともいえるが、保育園の乳児室にはお薦め。

ネフ社のリグノ【F】も同じ基尺だが、ネフスピールなどほかの積木と組み合わせることで、遊べる期間は長くなるので、家庭にはお薦め。

参考商品
アンカー積木No.6

ウール・レンガ積木
ベーシック

Aつみき(小)

HABAブロックス・グランドセット

Mつみき(小)

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