企業理念
『日常、そして特別な機会・形態と機能を融合』
11代目家主Perより
エーケルンド家は皆様に会うことができ嬉しく思います。何百年も前から存在し続けてきたブランドは、現代の市場、つまり現代の消費者とどのように語り続けることができるでしょうか?今日の使い捨て社会では、この課題はこれまで以上に大きくなっています。
毎日、たくさんのメッセージや選択肢に直面しています。エーケルンドのチームは「17世紀のルーツを持つ家族経営のビジネスは、どうすれば最新の状態を維持できるのか?」と常に自問自答しながら答えを得てきました。
高品質のテキスタイルを製造することに重点を置いて確かな価値観で支えられている当社のブランドは、これまでどおり生き続けています。そして、今日においてさらに重要な事は、未来に向けてサステナブル(持続可能)な代替案が高く評価されていることが分かります。
エーケルンドは、粘り強さ、団結と起業家精神で有名なViskadalen地区にて創業しました。ここホレードを基盤とした製造では、我々はあらゆる生産プロセスを完全にコントロールしており、品質、持続可能性、そして新しい伝統にしっかりと取り組んでいます。
そのため、これらの価値観を現代風にアレンジし、私たちの生活を反映したコレクションと組み合わせると、人々の日常生活にシームレスにフィットするさまざまな製品が生まれます。
私たちの製品が、みなさまのご家庭を、美しく愛された環境にするお役に立てますよう願っております。
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『現在の姿は未来への借り物』
この考え方...つまり現在の姿と言うのは次の世代へ向けて引き継いで行く為の借り物に過ぎないと言う考え方です。エーケルンド社では先代から培われてきた技術やノウハウを次世代へ如何に引き継いで行くかという視点で経営方針や社会に貢献できるあり方を決定しています。
未来に向けたエーケルンド社のあり方は、長いスパンでビジョンを持ち続ける姿勢であり今後のスウェーデン織物産業においても重要な事であると考えています。
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『原糸に対するこだわり』
エーケルンドが使用する糸は亜麻(リネン)と綿(コットン)の天然素材による2種類ですが、亜麻は世界で最も品質の高いフランス・ベルギー国境地帯からの原糸を使用しています。
綿は気候・環境面などから一番栽培に適していると言われるペルー綿を使用しています。このペルー綿使用に付いてエーケルンド社は全ての自社製品出荷時に取り付けられるペーパータグの裏面にバッジナンバーが付けられています。
このナンバーにより製品に使用された綿の栽培農場、またどのような管理によって栽培された綿なのかまで分かるような徹底したトレイサビリティーを実現しています。
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『100%自社工場製造に対するこだわり』
エーケルンドは全ての製品を自社工場(スウェーデン・ホレード)で製造しています。これはエーケルンドにとって大きな誇りでもあります。
今日のスウェーデン織物産業は何世代前に比べて従事者人口が10分の1に減少しています。ところがメイド・イン・スウェーデンのタグが貼り付けられた製品生産量はその当時よりも10倍増えています。これはもちろん生産性の向上も大きく起因するところですが、同じように第三世界にてコストを抑えて製造ののち、最終工程だけをスウェーデンにて行う事でスウェーデン製として製品を世に輩出しているのが現状です。
このような現状に対してエーケルンドは未来のスウェーデン織物産業に危機感を持ち続けており、メイド・イン・スウェーデンにこだわる以上スウェーデンにて製造するべきだと考えています。 それがこのロゴに込められており【スウェーデン・ホレードで製造】と、会社と工場がある地名まで表現する意味となっています。